この人生ではない大学生活。
あたしは小さい頃からキャンパスライフに憧れを持つこどもだった。
一方で頭は良くなく、両親共に四年制の大学を出てなかったが為に、大学は不要なものと考えていた。
そしてお金がないからと言う理由であたしは中学生の頃に大学生にはなれないという現実を知ることになる。
(もちろん奨学金を使えば行けることもあるが、なんせ誰も親戚も大学に行ったことがない為そんなのも知らなかった)
あたしの友達は地頭がよく、勤勉で、お金持ちの子が多く(元の友達の数が少ないけど)、高校生になり、大学を目指し始め