映画「アイ・アム・サム」を観て
皆さんこんにちは。Pinkです。
今回は映画「アイ・アム・サム」について書きたいと思います。
私がこの映画を観たのは二度目になります。一度目は友人と映画館で観ました。日本公開は、2002年6月です。
そして映画公開から約20年、BSで放送されたものを観ました。
最初に観た時の印象が強く残っていて、今観たらどう感じるのか知りたかったのと、「障がい」について考える時間が多くなった私にとって、学ぶことが多い映画だと思ったからです。
アイ・アム・サム
ここで簡単にあらすじを紹介したいと思います。
ショーン・ペン演じる主人公サムは、「知的障害」により7歳児と同等の知能しかありません。サムは娘にルーシー・ダイアモンドと名付けました。娘役はダコタ・ファニングです。
やがてルーシーは徐々に父親サムの知能を越えていきます。
娘と同等かそれ以下の知能しかないサムには、ルーシーを育てる養育能力が無いのではと指摘されてしまい、ルーシーは施設で保護されることとなり、サムは失意にくれます。
サムはルーシーとまた一緒に暮らす為、法廷で闘う決意を固め、エリート弁護士のリタ(ミシェル・ファイファー)に依頼するのですが、どう考えてもサムには不利な裁判です。
「障がい者」であるサムの友人達は裁判で普通の証言が出来ず、「外出恐怖症」の隣人もその壁を乗り越え証言台に立つのですが、相手の検察官にやり込められてしまいます。
サムはまたルーシーと暮らすことが出来るのでしょうか。
以下、参考サイトになります
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20年振りに観た感想
私はこの映画を見終わった後、とても暖かい気持ちになりました。勿論映画なので、現実的に無理なことは多々あると思いますが。
また、この映画に登場するサムの友人達の中には、実際に「障がい」を持つ俳優も出演しています。そのことが作品によりリアリティを持たせていると同時に、「障がい者」に対する見方も変わるのではないかと私は思いました。
サムの為に奮闘する友人達はとても優しく皆ルーシーのことが大好きです。弁護士のリタは、最初気が強くて冷たい印象でしたが、彼らと接していくうちに変わっていく様子がわかります。
リタも仕事を離れると、1人の男の子の母親なのです。自分の子供と上手くコミュニケーションが取れず悩んでいます。
この映画の中で、一度目と二回目を通して同じ感想を持ったのは、ルーシー役の
ダコタ・ファニングの圧倒的な演技力と、大人に対して
「私はパパと暮らしたいの」
と訴えるシーンがすごいというところでした。
当時ダコタ・ファニングは7歳。新人賞を総なめにしたのも納得です。
最後に
今回この映画を観て、親子の関係性や「障がい」を持つことの大変さを学びました。と同時に、周囲の理解によって不可能が可能になることも分かりました。そして勇気をもらいました。
20年も前の映画なので、この記事を読んで頂いている人の中には、まだ生まれていなかった人もいるかと思いますが、これを機に「アイ・アム・サム」を観てもらえたらいいなと思います。
懐かしいと思う人、初めてこの映画を知った人、沢山の人に観て欲しい映画です。
こちらでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
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