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日本でなくなって欲しくない文化

皆さんこんにちは。Pinkです。ずいぶん前からペーパーレス化がすすみ、必要な書類もデータで受け取れるようになった今、私にはなくなって欲しくない文化があります。

それは「印鑑」です。確かに、事務職で働いていた時に、請求書に始まり、領収書や見積書など「社印」「角印・丸印」を何回推したのかと考えると、「電子印鑑」はとても便利で、用紙も、自分の手も汚れる心配もありません。多くの請求書に一瞬で「印鑑」が押されます。

私は働くようになってすぐに、自分の印鑑・訂正印を会社から支給された時、嬉しいのと同時に、責任を感じました。

それからしばらくして、「実印」をなくすという大失態を犯した私は、これを機に「実印」「銀行印」「認印」を新しく作りました。チタン製のもので、シンプルだったことと、書体が色々あり、それぞれに合ったものを選ぶことが出来たのが良かったです。

実に様々な書体があり、選ぶのに相当時間をかけた記憶があります。一つだけ残念なのは、なぜか「銀行印」だけ、印鑑に「アタリ」を付けるのを忘れていたことです。「吉相体」かなにかにしたため、いざ印鑑を押すときに、どちらが上にくるのかすぐにわかりません。

文字が複雑なので余計困ります。後日印鑑を作ってもらったお店に問い合わせると、「他の印鑑のように、後から「アタリ」(印鑑の側面を削った窪み)を付けるのは、難しいけれど、印鑑んの真ん中に丸い、例えばスワロフスキーなどを埋め込むことはできます」と言わました。

しかしこだわりが強い私は、同じように出来ないのなら、結構です。と断りました。こんな時に、自分のこだわりの強さが時々嫌になります。もう少し気楽に考えたいものです。

今は、「実印」「銀行印」「認印」のほかに、シャチハタを会社用と、自宅での荷物受け取り用に2本持っています。せっかくの「認印」ですが、確認のための印鑑なら、シャチハタが使いやすく速いからです。

あと、もう何十年も前に百貨店の催事で出会った、竹の節の部分を利用して作られた印鑑です。長い間、認印として使用し、周囲の人からは「珍しいね」「おしゃれだね」と言われて嬉しかったのですが、少々大きく、書類に押すたびにはみ出してしまうので、使用をやめました。残念です。

ネットで見てみると、契約に印鑑を使用して契約を締結する国は、日本のみといわれているとのことです。しかし残念ながら、印鑑廃止は着々と進んでいるようです。

これは個人の好みであって、国が決めたことにはそのようにしないといけないとは思うのですが、私個人の意見としては、とても残念です。

こちらでも記事をかいているので、よかったら読んでみて下さい!


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