「すみません」ばかりいう人

「すみません」「すみません」

連続していう私に「すみませんばかり言うな！」と叱ってくれた人がいます。

私は「たしかに〜」と妙に納得してしまい、まあ、叱られたことはショックでしたが、「以後気をつけよう」と思いました。

しかし、やっぱり口癖というのは治らない。

「すみません」「すみません」

一日に何回言っているかわからないです。

複数の人から「すみませんって言い過ぎ」と注意を受けていますが、それでも治らない。

私自身、「すみません」ばかり言う人に対して、申し訳なさを感じるので、やめたいのですが、やめることができない。

その葛藤の中に今います。

とある本で、「すみません、ばかり言う人は、ある意味横着だ」と書いてありました。

詳しく読み進めていくと、「すみません、の裏に本来言いたいはずの言葉が隠れているのに、言語化がうまくできない、もしくは言語化することが難しい、面倒、などの横着が原因で、すみません、という言葉で誤魔化してその場をおさめているのだ」
「すみません、は横着する人にとって便利な言葉です」
「自信がない時の保険にも使えますしね」
みたいなことが書いてありました。

私は「なるほど〜、確かに、私も本当は『不器用で申し訳ない』『自信がない』という言葉を『すみません』でどうにかしているな」と思いました。

これは...たしかに、横着だな、と思いました。

横着とは、意味を調べると、なるべくラクをしようとする心らしいです。

もしかしたら、この怠けた心をどうにかしたら、「すみません」というなんとも厄介な口癖もなくなるかも...そんなことを考えました。