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編み物本「ノマドのニット」

手や気や創造力をぎゅうぎゅうに詰め込んで「もうこれ以上詰められないぞー」というくらいになったらサーーーーっと9割洗い流して残った1割を作品として届ける。そんな創作が私の理想。

手先を使ってつくるものは手織りや絵を描くことに限らず惹かれる。特に編み物は冬になると毎年のようにどハマりして、食事をするのもそこそこに10時間くらいぶっつづけで編んだりすることもある。

仕事は滞るし、ルーティンは崩れるし、体調は悪くなるし、出来上がる前に完成形が見えると「あ、満足」となってほどいてしまうから完成品になるのはすごく少ないのだけれど、ひと目ひと目重ねていくあの動作は頭の芯に染み付いた疲れを癒してくれる。

だけどやっぱりどハマりは支障があるのでしばらく距離を置いていたのだけれど、今年久々に編み物の本を買った。この本めっちゃ好き。すごく好き。シンプルでユニーク。簡単なテクニックを使っているけど、その積み重ねをしていくだけでおしゃれな服ができあがるなんてなんて素敵な魔法なの。

あぁこの本の作品に手を出してしまったら時間もお金も(特に時間が)湯水のように流れていくな。15分くらいで切り上げられて、気分転換になり、心も落ち着くちょうどいい手仕事はないものだろうかと思うけど、今のところやり過ぎるか全然興味湧かないかの2択だ。

ふぁぁぁーーーーー!!!
編みたいーーーーー!!!
せめて羊飼いのセーターを編ませてくれーーー!!!
(禁断症状)


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