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達磨の思い

極めて遠慮がちに進む理解は、到達までまだ未だ長い。
苦労性から被害妄想に走っても、誰も戒めていない。
あなたが見止められないのは、自分でそう思っているだけ。
心配性は自分の思い込みだと気付きませんか?

心許ないのは当然です、あなた自身がいなくなっているのだから。
極光に縋る前に自分の魂そして存在に貫かれて下さいね。
誰かが悪く言っているのではなくて、自分で自らを嫌っているだけ。
代わる代わる換わる相手は移り気なのでも浮気でもなく、誠実さです。

覚え立ての知識で他人と渡り合う、そうでなくて仲良くしてね。
嫌いじゃないよ、けれどあなたがあなたを嫌いならそれと同じになる。
虚妄と迷妄という言葉に縋っても、何も分からないし変わらないから。
だからどうか、自分の足で立てる様になって自立して下さいね。

暗い昏い夜道は悪や闇のまやかしを産み出し、あなた達は恐怖する。
自らの描いた空想に過ぎないとも知らずに、ずっとずぅっと…
「彼方からの鎮魂歌は直ぐ傍にあるの。それに気付かなければ意味はない」
魚釣りをしていた頃の健気で明るいあなたを思い出して…