詩文 魚の骨
機雷は肉付きの良い骨格で汚い世界を生きていた。
面(おもて)は中々の勾配で件の王妃を偲ぶ。
あっけらかんとした黒ずくめの男達は性分が至らない。
落ち零れた魚は王子様を来るのを待っていたが、途中で目覚めた。
怖い位に当たる未来の予想図は、誰でもが持っているから。
味わうこともなく終わる筈の性交は、誰だってそう願っている。
君の中にある女王蜂の勲章は霊感に依存するものではないのだろう。
客観性が主観性に劣るとしても、状況を把握しなければ出られないから。
王位が要らなくなった私達は庶民として生きて行くの。
地位を捨ててしまえば余計なやっかみや嫉妬はなくなるのだ。
子供の侭でいれば余計な情報に惑わされなくなる。
現実が夢だと知れば痛みや不安も空想に過ぎないと知る。
錯覚の交錯がエネルギーの正体ならば、その複合が現実なのでしょう。
快感が潜(くぐ)る地図での探索は冒険のことなんでしょ?
逆らうこともなくて素直なわたしに戻れば、軋轢も直ります。
空中遊泳の旅行が複数の線路はありますから、世界も〃です。
love…like…hate…come…ならば、そろそろ終わりにしましょうね。
さぁ、やっとこさ扉は開きますよ、黄泉に至る道はそのまま、
神さまの邦に繋がる一直線の迷路からの出口なのです。