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シンプルにするのは難しい

株式会社AKARIO
水曜担当齋藤です。

前回と重複するのですが私は主にメニュー開発に携わらせてもらっています。
料理の面では経験があるものの福祉に関しては現状では充分な知識があるとは言えません。

福祉に関してこの会社に属してからで1年と少し、本格にはおべんとうそうざい・あかりがオープンするにあたってからなのでまだ1年足らずです。

メニューに関しては別にしても作業工程においては今でも言葉通り正に手探りな所も少なくありません。

事業所での唐揚げの作業工程を作るとします。
工程をざっと挙げると
⚪︎鶏肉を包丁でカットする
⚪︎調味料を計量する
⚪︎合わせた調味料に漬け込む
⚪︎1食分づつ小分けにする
みたいな感じになります。

上記に対して更に細分化。
鶏肉はどの形にどんな方法でカットするのか?
個体差がある物に対してどう考えるのか?
計量は何を使ってどの容器に入れるのか?
調味料の適量とは何gなのか?
などなど、、、

文面上で言えば簡単と思えるかもしれませんがそれぞれ色んな個性があります。
料理経験があまりない方もいます。
誰もがみんな作業出来る様にするには?
と考えて行くとパッと見の文字だけでは伝わりにくい難しさがあります。

揉み込んんでみたり
測ってみたり
1番人気からあげ弁当
こちらはおろしポン酢



実際、作業してもらうまでは気にもしなかった事や気づけなかったが多くありました。

勿論、作業工程をシンプルに効率良くとは考えてはいたのですが。
福祉の観点から物事を捉えるにはまだまだ知識も経験も足らず。
結局は、実際作業してもらわないとわからない事ばかりで自分で考えていた事と現場での作業とのギャップを知りました。

早い話、やってみないとわからない。
言い換えるとわからないことはやってみた方が早い。

これに尽きる。

経験が多い方からすればそんな事今更とか当たり前だと言われてしまうかもしれませんが福祉に触れ考えこのギャップに気づけた事はとても大きな気づきになりました。

あかりは町のお弁当屋さんですが根底は就労支援事業所です。

毎日、一生懸命作ってくれている利用者さんやサポートしてくれているスタッフと共に自身も福祉の視野を広げ、忘れずに料理からの視点も加え作業内容をブラッシュアップをし続けます。
皆さんに美味しいと言ってもらえる弁当を届けられる様に、それが利用者さん達の自信に繋がる様に努力していきます。

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