ゆとり教育と科研費増額

先日ネットで面白い記事を見つけました。

中学校のゆとり教育前後で特許出願数に違い 神戸大学など調査

ようは、ゆとり教育世代とそうでない世代では、彼ら彼女らが技術者になってからの特許出願件数等に大きな違い(差)があるということです。

中学校3年間のゆとり教育の分岐点は47歳(この記事がでた2018年時点)。ゆとり教育だと3年間で理数系授業時間が700時間台、一方、それより上の世代は800時間を超していたそうです。

昨年で52歳になった僕は、非ゆとり教育世代なのでほっ(笑)

また、物理や数学を得意としてた人ほど相対的に研究成果の高いことも示されたそうです。

日本の研究開発力低下が叫ばれる中、この現状は、数十年前から予測された未来だったのかもしれませんね。

他方、2019年度政府予算案、科研費は前年度比86億円増額

という記事もありました。このところ横ばいか減少が続いていた科研費の増額は朗報です。ただ、全体で86億円の増額なので、日本全国の研究者の数(70万人弱)で割ると、一人あたり概算で12,000円ちょっとの増額。。。

まあ減らないよりかはマシですがねー

そして、現時点で研究者の年齢は圧倒的に47歳以下が多いでしょうから、、、この科研費の増額は焼け石に水なのかもしれませんね。。。



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