修了 with UNISON SQUARE GARDEN

大学院博士前期課程を修了した。いわゆる修士卒である。
修了のためには修士論文を書かなければならず、苦節苦節また苦節といったふうだったのだが、その際おもに、UNISON SQUARE GARDENにお世話になった。
そのきっかけは年末の帰省で、カラオケでシュガーソングとビターステップを誰かが歌ったのを聴いたことだった。


その時はあまり記憶に残った覚えはなかったのだが、年始の実験であまり良い結果が出ず、それでもそろそろまとめに入らなければといったところで祖父が危篤状態になり、精神的に追い詰められていた。
こんがらがった精神状態でふと思い出したのか、それでもうろ覚えだったので「シュガーステップとビター」とかで検索したように思う。ステップなのはビターなんだけど。いや違うな、ビターなのはステップなんだけど。シュガーなのはソングなんだけど。


ライブというものに人生で一度も参加したことがなく(本当は少し語弊がある、前にも書いたけど)、ライブミュージックビデオなるものになじみはなかったし、ユニゾンの曲は1曲も知らなかった。それでも何度も繰り返し聴いてしまうし、次はこの曲を聴いてみようと思える魅力があった。
わたしが聴いていたのはどれも有名な曲なので、良さは語らない、そしてわたしの知識と語彙では語れないし、あまり歌詞重視で聴くタイプでもないので、特に書けることがない。


祖父は諸々の添削や提出や練習が重なる最も忙しい時期に亡くなり、悲しいのにバタバタとしすぎていてそれがうまく感情に表れている気がしなかった。
ここ数年、何回か危篤状態になったこともあり、驚きはなかったし、正月に顔を合わせていたので、何かしておけばよかったという後悔も大きくはない。けれども、
なぜ今なのかという自分本位な感情も完全にはなくすことができず、かといってあまりぐるぐる考えると気持ちが沈んでしまって大学に行けなくなりそうだったので、考える時間をシュガーソングとビターステップをエンディングに据える血界戦線のアニメ観賞に充てた。


1話を見た感想:
銀魂やん

ホワイトが出てきた時の感想:
もう完全に銀魂やん


レオが新八にしか見えなくなりつつも、しっかり2期最終話まで観た。ネジが可愛くて好き。それから2期OPのfake town baby、格好良すぎる。「お待たせ」のひとことだけでオトせるんじゃないか。


これで感情がどうこうなるわけでもなかったのだが、ユニゾンの方は気がついたらSafariで開いているYouTubeのタブが10タブ以上になっていた。
修了(自体は3月末なのかもしれないが。卒業証明書がまだ出せないので)した今でも、CDを借りてきては取り込んだり、CD音源で入っているものでもライブの方がより魅力的だったりして結局YouTubeに戻ったりと、とにかく、UNISON SQUARE GARDENには、お世話になっております。



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