小心者にマッチングアプリは難しい⑥
さて、前回記したBさんとの2回目のデート。
誘われたのは1回目のデートが終わった後のメッセージだった。お散歩中に話が出て2人とも観たいと話していた映画を観に行こうというお誘いだった。
もちろん映画が観たかったし、1回目会って私ももっと話したいなと思ったから週末に約束をした。同じ異性と2回もデートに行くのは初めてなもんだから、どこかで浮かれていた。浮かれた気持ちを隠しつつ、済ました顔で映画を観て夕食を食べた。
お互いお喋りな方じゃないから無言になる時間とかはあるのだけど、最初はそんな「間」も緊張したけど、そのうち気にならなくなった。それがなんか良かった。
前回マスク外した顔をお互いあまり見てなかったのだけれど、夕食時に初めてちゃんと真正面から顔を見た。
…かっこいい!
私にとってはかっこいい顔立ちをされてて、私の顔がすごく恥ずかしくなった。心の中で「ひぃぃ、なんでこの人がアプリやってるの」と思いながら緊張で胃が小さくなっている私は、お腹がはち切れそうになりながらご飯を食べた。
夕食後、腹が爆発寸前の私に付き合ってもらって、少し散歩をした。その時に、Bさんが3回目のデートを誘ってくれた。浮かれる気持ちを隠し、行きましょう!と軽快に誘いにのる。毎週遊んでくれているけれど、この人は他の人とは会わなくていいのか…?と思った。…が、アプリで他の人と会ってますか?なんて聞く勇気はなく、続けて週末遊びに行くことになった。
3回目は、当初の予定とは異なり、雨だったため水族館に行くこととなった。
(次回へ続く)