Akarilo
雨の合間の、晴れた日に慌ててお雛様を出した。 最近は色々なタイプのひな人形があって、どれもこれも可愛いし、場所を取らないコンパクトタイプのものもある。 だけど、我が家は迷う事なく、この昔ながらのタイプを選んだ。 それは、母が『ひな人形を飾る』姿や、彩り豊かなひな祭りの日の夕飯を、人形の姿とともに鮮明に記憶しているからだと思う。 晴れの日を選んで出して、 ひな人形用の埃はたきのフサフサで綺麗にして、 両隣には越後製菓のひなあられを置く。 夜、トイレに起きた時に見るのは
#私の作品紹介 まだ夏の暑さが残る、9月。 デパートやネットショップに目を向けると、お盆を過ぎた頃から冬物ばかりが並んでいる。 雑貨店には、紫やオレンジと黒がふんだんに使われている、ハロウィン仕様の雑貨が並んでいる。 ふと、私の作品ラインナップにも、明確な「季節もの」が欲しいなと思った。 かといって、直近のイベント「ハロウィン」には馴染みが無いうえ、”ハロウィン三原色”を、自分の作品に昇華する自信がない。 ならば、目指すべき場所はただひとつ。 「クリスマス」 そ
「スマホショルダー」「ショルダーストラップ」 最近、テレビやネットニュース、街中でよく見かけるワードと、それを身に着ける人々の姿。 なるほど、便利。 リュックを背負って手ぶら化したところで、地図を見るとき、電車の乗換案内を見るとき、支払いするとき。 わざわざリュックを、「よっこらしょ」と半分下ろし、スマホを取り出す。 これがまあ、面倒なのだ。 だからといって、ポケットに入れるのはスルリと落ちる予感。 私のような、基本ワンピースですよ、という人は、そもそも着ている洋服にポ
出てきた。ついに出てみた。 「デザインフェスタ」と「ヨコハマハンドメイドマルシェ」に。 作家歴およそ4年目、”念願の出展”である。 minneやCreemaといったマーケットプレイスでは、徐々に手にとって頂けるようになり、レビューを頂いては逐一盛り上がり、進んできたこの4年。 お客様とのやりとりが、WEB上で行えることは、とても簡単で、メリットが沢山ある反面、いよいよ、自分の作品を手に取ってくれるお客様が、どんなお洋服を着て、どんな風に「購入する」までのプロセスを踏ん
昨年、お台場の海にやってきた、オリンピックモニュメント。 私、 オリンピック大好きなんですよ。 地方から、意を決して18歳で東京に来て、それなりに歳を重ねて。 子育て、仕事、で、てんてこ舞いだった時期に飛び込んできた、2020年東京オリンピック開催決定のニュース。 招致委員の方々の汗と涙、素敵で記憶に残るスピーチ。 フェンシング太田選手(当時)の最高の笑顔。 どれを切り取っても、2020年に希望しか感じず、嬉しすぎて、開催決定した日にゃ、お祝い気分になって回転寿司を
昨日、録画しておいたNHKの番組「追悼 高田賢三~純粋に服を愛し 純粋に人を愛した~」を観た。 視覚に入った、たったひとつの情報に心が動き、上京する。 上京したあとのエピソード。 またひとつの転機でパリへ。 その後の、若さ溢れるバイタリティーと挑戦の数々、 デザイナーとしての頂点と、「ブランド経営」という視点での挫折や喪失。 私の世代で、物心ついた時にはすでに「KENZO」は”中高年の方が好むブランド”というようなイメージだった。 タオルや、マフラーがまあまあそ