VRChat アイテム/ギミック導入と Exメニューへの追加と整理方法(私流)
VRChat現地会場で推しを応援するためのアイテムを身に着けたり
ぶいちゃライフに必要(?)なギミックを導入したりしたいですよね! ね!
すでにいろいろと導入して動作もしていたのですが
時間をかけて検証しながら認識を正して整理してみました
いつも通り書いておかないと忘れるので記事になりました
●この記事について
アバターをアップロード出来ることを前提にしています
私流の導入実例の紹介です
間違いやアドバイスがあれば教えていただけると助かります
誰かの参考になれば幸いです
(エクスプレッションメニュー:以下Exメニューなどと記載します)
【使用ツール】
Exメニューにいろんなスイッチを導入するためにツールを使用します
手組みも不可能ではないのですが沢山の基礎知識と作業が必要になります
ツールを使用して楽にしていきます
感謝と支援の気持ちで できればツールの作者様への課金(購入)もしましょう!
●AvatarMenuCreator for Modular Avatar
ギミックとメニュー作成にとても助かるツールです
インストール方法と使い方は
商品ページからリンクできる ドキュメントがわかりやすいです ↓
●Modular Avatar
もはや必須と言える偉大なツール
インストール手順は下記のサイトがわかりやすいと思います
目次から「③ ワンクリックで衣装導入ができるツール「Modular Avatar」をUnityプロジェクトにインストールする。」
●Gesture Manager
Unity上でExメニューのテストなど いろいろなことが出来るツール
インストール方法はこちらのサイトをどうぞ
【メッシュのオンオフ (衣装・アイテム)】
衣装もアイテムも基本的に同じ方法です
AvatarMenuCreator for Modular Avatar 公式ドキュメント
「服を出し入れしたい 【ON/OFF】」を参照してください
・衣装の場合:デフォルトがオン(表示)なのでドキュメントのとおりです
・アイテムの場合:
デフォルトがオフ(非表示)で 使用時にオン(表示)の場合もあると思います 下記のサイリウムを例に右手に導入してみます
●設置して右手に持たせる
アイテムをインポートしたら
Hierarchyに取り込んで 右手に追従させつつ配置します
操作中にメッシュ(写っているもの)が消えて困ったら こちらをどうぞ
シーンビュー(シーンタブの画面)の操作方法も簡単に書いてあります
目次から「シーンビューの画面操作」参照
●オンオフギミックと Exメニュー登録
ツール AvatarMenuCreator for Modular Avatarを使用して
オンオフの仕組みを作って Exメニューに入れます
●Gesture Managerで動作を確認する
Gesture Managerを起動して Exメニューで動作するか確認します
この操作内容の場合はExメニューの第1階層にスイッチができます
アイテムの位置や角度は
シーンで調整←→プレイモードの確認 これを繰り返して調整します
最終的にはアップロードしてVRChat内で確認します
他のアイテムや 右手以外に左手首など違う場所に配置する場合でもやり方は同じです 工夫してみてください
左手首にバングル(輪っか)を入れる場合も同じです
少々の違いは下図のような感じです
●メッシュとパーティクルとExメニューがまとまったアイテムの例
アイテムによってはいろんな仕組みが施されています
このアイテムを例に見てみます
このアイテムはアバタールート直下に入れるだけで Exメニューから使用できちゃいます! 初心者さんにも優しい設計ですね
【【 重要 】】 下図の赤枠のチェックを入れること!!!
導入できたらアバターをアップロードして確認して見ましょう
その仕組みを見てみます すごいですね!
仕組みを見た理由は 後述の内容に関係してくるからです
【指ペン(アバターペン)】
アバター自身の指で空中に文字を書けるペンを導入します
導入方法は商品ページから説明書をどうぞ
これもPrefabをアバタールート直下に置くだけです
【ごろ寝システム】
ゴロゴロするのに使用します (V睡も)
ペタン座りなども重宝します イベントやストリートライブなどで前の列に行きやすいです
インストール方法は商品ページに記載されています こんな感じです
=== Ver3からVer4にアップデートする方へ ===
Ver3は既存の3つのファイルに合成して置き換えることで動作していました
Ver4ではそれらが不要になったのでアップデート=再インポートするのですが 私の場合は商品ページの説明通りに操作を行っても正しくなりませんでした
その場合は Ver3の痕跡を削除してデフォルトに戻してから
Ver4を新規インストールする必要があります 下図:戻し方の例
【メニューの整理】
これまでいろいろとExメニューの第1階層に入れてきたので
項目数が最大を超えて 第1階層の2ページ目が発生してしまいました
これらを整理していきます
↑これを ↓こうしていきます
●Hierarchyの階層の作成:オブジェクトを置き場所へ移動
Hierarchyにて アイテムやギミックの置き場所を作ります
作った置き場所のフォルダに入れる感覚です
(ごろ寝システムVer4を入れた方はSupineMAも同様にします)
●Hierarchyの階層の作成:第2階層の受け皿を準備
Exメニューの第2階層をHierarchyから作成する そんな仕組みを作ります
●第2階層の内容作成 (アイテム2つ)
メッシュであるアイテム2つを第2階層に入れていきます
●第2階層の内容作成 (アイテム3つ目・指ペン)
基本的に同じですが AvatarMenuCreator for Modular Avatarを使用していないパターンです
●第2階層の内容作成 (ごろ寝システム)
Ver4から簡単になりました
●メニュー動作の確認
作業中にもGestureManagerから随時確認しながらも
最後にメニューの動作確認です
あれ・・? アイテム2つの動作が正常でないので直します
(アイテムのオブジェクトを保管場所に移動したからです)
GestureManagerで動作確認して 直ったことを確認します
●もしExメニュー第1階層に不要なボタンが増えた場合の対処方法
●VRChatにアップロードして確認
最終的にはVRChat内で正しく動作する必要があるので
アップロードしてぶいちゃ内で確認します
衣装のオンオフも試しておきましょう
アバターによって違うようですが 上記のWriteDefaultのチェックを入れ忘れると 衣装がオンに戻らないこともあります(ありました)
【パーティクル最大数の調整】アバターランク
この記事の内容を全部そのまま導入すると パーティクル数が2500オーバーになって アバターランクがVeryPoorになるみたいです
下図の通り 指ペンの最大パーティクル数を減らします
任意で1500や2000ぐらいでいいかな?
・Rate over Time
余談ですが ペンの描画可能な秒数に関わる調整項目も書いておきます
あとがき
いかがだったでしょうか?
この記事を書き終えた時点では 私の認識を正しながら検証用プロジェクトで確かめながらこの内容が完成しました
衣装のオンオフも含む私の実録はこちら(自分用の記事)
この記事も内容も反映させました
無事にできたら現地ライブで推しをアイテムで応援しましょう!
皆さんも楽しい時間を大切に ぶいちゃライフを充実させていこー!
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