怖いものは怖いと言えたら
年が明け、形上何かが塗り変わった1月。
何かを諦めた訳ではないが、見えない力で現実が大きく変わることはないと認識し、良くも悪くも落ち着いて年を越した。
鬱、不安障害、適応障害。
何がはじまりかはわからないが、
病名として理解してからかれこれ15年程度経つ。
色々なモノ、状況が怖くて
思うように身動きがとれなくては
現実は変化しない。
そんな当たり前のことを今更実感するこの頃。
仕事においても色々と心配しがちで
何が適正かわからず不安は増大するばかり。
未だに自分のことがわかっているようでわかっておらず、好きなことというのもよくわからず、
出来ることをできる限りと思い直して今年を迎えた。そして、これまでの限界地点を越えなければと活動量を増やした。私の場合、体を動かすというより、頭を動かす(働かせる)なのだが。
数日前、仕事が終わる直前で、業務内容の不明点について上司と電話で話す機会があった。
何時間と分析しても結果に辿り着けないようなことだった。
電話中、何故か声が震えていた。
緊張はしていなかった。
ただ、考え過ぎて疲労は感じていた。
電話を切ってパソコンを片付けようとしたら
今度は手が震えていた。
少し作業し過ぎたかなと思ったが
そんなに深刻には考えていなかった。
だが、それから情緒が安定しなくなった。
急に怒りが込み上げてくるようになり、
特定の音に対する聴覚過敏も酷くなった。
そして、夜はいつにも増して眠れなくなってしまった。
正しい努力とは何なのだろう。
出来るだけのことをやるとは
果たしてどこまでのことを言うのだろう。
そんなことを、考えてしまう。
最善を尽くしたい。
気持ちはただそれだけなのだ。