見出し画像

フリーで働きながら第二子を妊娠 〜せきららな心の変化〜

はじめまして。

私は、地元の愛知を離れて、京都の自宅で主人と共に〝合同会社タノシオトナワークス〝を経営しているakariといいます。また私生活では一児(現在1歳8カ月)の母をしています。そして、6月頭に第二子を妊娠を知りました。(現在12w)

今回は妊娠を知ったときの、第1子の時とはまた違った〝心境の変化〝について綴りたいと思います。

私自身この変化を誰かと話したい!と思ってもなかなか同じ境遇の方やネットでもトピックを見つけられなかったので、自分の体験を綴ることで今後誰かのお役に立てるかも。そんな気持ちで初の投稿となります。

第1子を出産した方々が考えるのって、『2人目をどうするか?』という選択ではないでしょうか?

わたしの場合、2人目はいずれ欲しいけれど、現状の子育てでも今尚手のかかる状態で、現実的に「大丈夫なのか〜?」といった感じで、いつかは欲しいけど、まだ積極的には取り組んでいませんでした。

また、私自身フリーで仕事をしている、それに加えて主人も会社を辞め一緒に仕事をしはじめたばかりということも重なり、経済的に〝めちゃくちゃ不安定〝(笑)というナーバスな一面もありました。

しかし37歳という年齢もあり、そろそろ考えなきゃなーともぼんやり頭には常にある感じ、そしてなぜかこのタイミングでくる同い年の友達達の2人目妊娠報告。

自分のペースでいいと思いつつもなんだか少し焦ってしまう感じもするのも事実。

そんな気持ちを感じていた数週間後、大体いつも生理が遅れるわたしですが、やっぱり今回も遅い。いつもより1日遅れるだけで『もしかして?!』とすごく生活に気を遣ってしまっていました。

主人はといえば『どうせいつものことでしょ』といった具合でしらーっとしている。

実は前回も少し遅れただけで検査をし、見事陰性で悲しい思いをしていました。あの検査薬の尿が通り過ぎて色が変わる瞬間の縦ラインの出なさと言えば、悲しいものはありません。数分もしかして。と待ってしまう自分にさらに悲しさが増します。

第1子の時も何度もこんな体験をしていました。子どもが欲しいと思ってからなかなかできず、子作りをはじめてから結局5年かかりました。といっても最初の2年はただそれまでの避妊をやめていただけで積極的にまだ通院まではしてませんでした。なかなかできないものなんだなーとその後病院に通い、タイミング療法から試しました。薬を飲んだり注射をしたり、機械的に行われる診察に嫌気がさし、時々通院をやめてみたりを3年ほど続け、こんなにできないものなんだなーととても悲しい気持ちになる時も。それでもやっぱり欲しいから、できれば自然がいいけど、次は体外受精も視野に入れようか夫婦でそんな話もしていたそんな時に、ポンっと自然に出来た子でした。

その嬉しさと言えばもう半端なかったです。その事実だけで毎日が幸せで、出産ももちろん大変だったけどかわいさが勝っていて疲れもあまり感じませんでした。

しかし、かわいさと共に襲う子育ての過酷な事実。寝たい時も子どもに付き合う毎日、そして1歳8カ月を過ぎ、イヤイヤ期という答えのない鮮烈な戦いも増え、えっ?これからもしかしてもっと大変なの?との不安もよぎったりしていました。

2人目妊娠が発覚したのはそんな時期でした。

正直欲しいとは思っていたんですが、自分が予想していたタイミングとは違い戸惑う自分もいました。トライ回数も少なく、夫婦の数少ない営みの中で奇跡が起こってしまったのです。(もう理由付けがなくなったので、更に営みが少なくなるのも悲しい現実..)

こんなにもあっさり夢の縦ラインが出るとは。申し訳ないが第1子の1/10くらいの喜びでした。そしてそんな自分に嫌気を感じながらも、主人に報告。

案の定主人も同じ様な反応。。。

第1子のときは無駄にお腹にあんなに話しかけていたのに...。

自分の理想のタイミングは、第1子も成長し、はっきり意思疎通ができて子育てを逆に助けてくれる年齢になっている&仕事も起動に乗り、ある程度2人で稼げる様になっているというものでしたが、その2つとも叶わぬ夢となりました。

1番不安だったのは、仕事の稼ぎがマジでマイナスということです。これは実は今も付き纏っています。(笑)

主人も仕事を辞め、フリーで私がしていた仕事をちょうど一緒に広げていこうとしていたタイミングで、がんばればなんとかなるでしょ!っと色々策は練っていたんですが、現実は全て宙ぶらりんで実行に落とし込めていませんでした。

1番困ったのは、私のやる気スイッチが妊娠を期に完全『オフ』になってしまったこと...。

これは女性なら共感してもらえるのでしょうか?今回1番綴りたかったことでもあるのですが、本当に今までのやる気が全てなくなってしまったのです。

母性?身体を守る本能なんでしょうか?

仕事のパートナーの主人には全く理解してもらえず、『えっ?またそういう気分屋?やめてよ』といった具合。

でも本当に驚くほど〝何もやりたくなくなってしまった〝のです。もちろん、もう現実にやらなくてはならない仕事はなんとかするのですが、プラスαまでは全く手が回りません。

第1子のときは常にナチュラルハイで気付かなかっただけなんでしょうか?少し食の好みは替わったんですが特につわりもなく、健康的に仕事もしながら過ごしていたのでした。

2人目ももしできても、仕事は仕事でなんとかなるでしょと甘くみていました。

妊娠に『同じ』はないということを実感しました。

今回はつわりも初めて経験しました。お腹が空くと気持ち悪いから常に食べてる所謂〝食べづわり〝に。なんだか常に気持ち悪い。肉が食べられない、暖かいご飯がダメ、レモンや梅干しが欲しい...。

この状態の家事と育児は本当に大変。

世の中のさらっと子育てしてる風の母親達に尊敬の念が止みませんでした。

(内情は各家庭いろいろあるのでしょうが...。)


妊娠発覚から約1ヶ月後、(妊娠11週ごろ)大分つわりも収まり、また仕事へのやる気が少しずつ湧きはじめました。

そして段々とお腹の子を愛出る余裕も出てきました。でも第1子程の熱量はない感じです。こんなものなのでしょうか?!それでも産婦人科で検診で出会う新生児には胸がキュンキュンします。

参考に、2人目出産の話を先輩ママから聞いてみました。

「1人目の時はほんとに可愛くて、産んだ後も産後ハイで10分置きに赤ちゃんの顔を眺めては、かわいいーと喜びに浸り、写メも撮りまくり旦那に無駄に送っていたのに、2人目の時はもう産んだ後ぐったり。1人目で感動してるからもう全然疲れに勝てず、写真も全く撮ってなくて1人目との差が凄くて主人と笑い合ってました。」

今の心境だとうんうん!と納得できるような、2人目ならではの出産のお話し。

なんでもそうだけど、我が身にならないと話は入ってこない。

そして、似てる様だけどやっぱり聞いてる話と自分とは全く違うのがお産の事実なんでしょう。

ただ、話を聞くとなんだか少しホッと胸を撫で下ろせる。

参考までに、2人目妊娠に気づいた要因何点かと変化や症状をまとめておきます。

・最終生理始まりから今回は42日で妊娠が発覚した。生理終わりには、流行りのオンライン飲みに参加して泥酔したりしていた。(赤ちゃんごめん。きっと強い子なのだろう!と自分で自分を安心させてる)
・それまで絶対夕飯作りのお供にプシュッと空けていたビールを急に飲みたくない感じになった。最終生理始まりから約1ヶ月後くらい。
・コーヒーもいらなくなった
・めちゃくちゃお腹の底からお腹が好きはじめた&食べた瞬間の美味しさが増した
・お腹は生理前のように常にチクチク痛かった、腰椎が伸びる感じがあった
・公園で他の子どもを見た時に、母乳が垂れてきた(母性?!)
・分かりやすく梅干しを欲した
・一ヶ月程でつわりは治り、仕事へのやる気も段々と湧きはじめた。(肉は未だにダメ。魚はとても美味しい。)
・主人にあまり触れたくなくなった。特にお風呂の後に裸でウロウロされたり、近づかれるとなんだか嫌悪感を覚えた。
・第1子との時間が多く、お腹の子を愛出る時間が減った。

さて、これからどんな妊娠・出産体験になるのでしょうか。

引き続き仕事との関係も踏まえながらレポートを続けていきたいと思います。

※妊娠時の症状や出産は人それぞれです。参考までに楽しんでもらえたら。もしかしたら似た様な感覚の方もいるかも。

お読みいただきありがとうございました。



いいなと思ったら応援しよう!