自己中心から神中心へ(救いの証)
今回は、どのようにして
神様イエス・キリストが私を救ってくださったのか
(どうして私が神様を信じたのか)
お話させていただきたいと思います。
1.神様を信じる前
「弱い自分はダメだ。」
家や学校での関わりから、
私は常に自己否定して育ってきました。
末っ子として産まれ、家族の中では一番幼い私は、
TVを見ながら日韓関係を論じる家族の会話についていけません。
そして学校にいけばクラスみんなから避けられる。
大人になった今は相手の事情を配慮できても、
当時はわかりません。
家と学校。
自分の居場所2つから拒絶されたと感じた私は、
弱い自分ではダメだと自己否定し、
「追いつけ追い越せ」の精神で
何事にも頑張ってきました。
そうして頑張れば頑張るほど、
適当に生きている他者に腹が立つ。
「私はこんなにも頑張っているのに、
なぜ他の人は適当に生きているんだ。」
自分という存在を
認めてもらえなかったと感じた私は、
頑張ることで、人から認められようとしました。
愛に飢えていたのです。
2.聖書との出会い
でもそんな時、就活相談をした先輩から、
聖書の話を聞きました。
「聖書には、就活だけじゃなく、
人生のあらゆる問題の解決策が載ってるよ」
はじめて会った人から聞く、
はじめての聖書の話。
しかも今から聖書を学ぶらしい。
なぜかこの出会いに運命的なものを感じて、
「えいやっ」という気持ちで、
聖書を学んでみることにしました。
教えてくれた先輩が優しくて、
彼女と関わる度に
私のこころも癒やされていくようでした。
そうして聖書の学びが続いた大学3年生の秋、
塾講師のアルバイトでクビになりました。
人から認められるために
頑張って結果を出そうとした私にとっては、
人生最大の失敗。
今まで頑張ってきた私の人生が
否定されたような気持ちになりました。
そんな時、先輩の言葉を思い出しました。
「祈って聖書を開くとピッタリの箇所が出てくるよ」
聖書を学んで、神は愛だと聞いたけど、
私には愛がわからない。
愛されたことがないから、
自分も塾の生徒も愛せないんだ。
でも神様、あなたがいるなら、
どうか私に教えてください。
愛って一体何なんですか!
祈って聖書を開くと、
次の箇所が目に飛び込んできました。
以下、ページをめくると、
あなたの髪はどうだとか、
瞳が、頬が、香油が……と、やたら褒めちぎっています。
これが、神様の愛・・・!
どんな私でも無条件で、
私の存在そのものを愛してくれている。
そう思いました。
大学4年の当時、就活に失敗したのを機に、
本当の幸せを求めて教会に行きます。
当時住んでいた家の真向かいに、
偶然にも教会があったからです。
そこで、十字架の話を聞きました。
イエス・キリストが、
私のすべての罪のために死に、
墓に葬られ、3日目によみがえられた。
これを信じる者は救われる
私は思いました。
自分も人も世間も、何一つ信じられない。
そんな誰も頼れない時に、
祈って応えてくださった神様は真実だ。
そんな真実な神様が人となって来られ、
私の過去・現在・未来のすべての罪を背負い、
復活し、赦された。
こんな私でも救われるなら、この神様を信じたい。
そう思いました。
2018年9月17日、21歳の時です。
3.神様を信じるようになって
あれから6年が経ち、
神様を信じて7年目に入りました。
「弱い自分ではダメだ」と自己否定した生き方は、
「弱い自分でもいい。私は愛されている」に変わりました。
そして、神様は人を愛するがゆえに、
イエス・キリストのいのちという代価を払い、
あなたのすべての罪を赦す道を用意されました。
人は自分の間違いにどうして気づけるでしょうか。
自分は愛されていない、
あの人はこういうタイプだ
そういって自分勝手に判断する私は
イエス・キリストを信じることで、
すべての罪が赦されました。
だからこそ、
自分の弱さに悩んで頑張るのではなく、
弱さゆえに神に頼る生き方へと徐々に変わりました。
自己中心から神中心へ。
イエス・キリストの十字架のゆえに、
愛され、赦され、神様を頼れること。
これが私にとって、生きる希望になりました。
そして神様はあなたも、同じように愛しておられます。
もし今あなたも
イエス・キリストを心の中にお迎えしたい
と思うなら、次のことを
声に出して祈ってみてください。
「イエス様。私は罪人です。
あなたを知らずに自分勝手に生きてきました。
お赦しください。
この罪のために、あなたが十字架にかかり、
墓に葬られ、3日目によみがえられたことを
信じます。
受け入れます。
今この瞬間、
過去・現在・未来のすべての罪が赦され
クリスチャンとなれたことを
ありがとうございます。
これからもわたしとともにいて
導いてください。
主イエス・キリストの
お名前によって、お祈りします。
アーメン。」
ハレルヤ。
イエス様を信じた今この瞬間から、
あなたもクリスチャンです。
希望をもって歩んでいくことができます。
信じるとは、信じて頼ること。
ぜひこれからも、希望をもって
神様とともに歩んでいくことができますように。
お祈りしています。
※信じた後は、神様との関係を喜び楽しみ続けること。
そして聖書を詠んだり、他のクリスチャンと会って神様トークをすることをおすすめします。
祝福がありますように。