選挙カーも街頭演説もいらない、ないほうが投票率が上がる
カナダに住んでいたとき、田舎の町だったこともあり選挙投票率が80%近いと聞いたことがあった。終戦記念日に胸にポピーの花を飾るのだけどそれも住人の6割近くがつけていたような気がする。
さて、私の住んでいる京都で京都府議会、京都市議会選挙の選挙活動がはじまった。私の住んでいるエリアはマンションは多い大通りに面している。
大通りに面しているので連日選挙カーはうろうろしているわ、突然近所で演説ははじまるわでひどい状態だ。
私の仕事の一つは在宅でスカイプやGoogle hangoutsを使って海外の人に日本語を教える仕事。近くで演説がはじまったらその間、お互いの声が聞こえず仕事にならない。「みなさんの生活をまもるため〜」といっているけど、守るどころか邪魔でしかない。在宅勤務、リモートワーク、受験生、病気で寝ている人、寝ている赤ちゃん、夜勤の人、音を頼りに生活している人、などこちらには生活があるのだ、選挙カーからあたりを見回してほしい。そこに人が住んでいる家やマンションがあったら、そんなところで演説するのはどう考えても迷惑だ。
さてカナダに話をもどすと、そんな投票率が高い町では選挙カーも街頭演説もなかった。候補者はツイッターを駆使していたし、演説会はどこか会場をかりて行われていた。
一方で私の近くで演説した特に2名の候補者。土曜の朝8時からマンションの真下で演説し始めた人、オーディエンス、ゼロ。誰に向かって話しているんですか?怒
真っ暗になって19:40から演説をはじめて「19:30に〇〇で演説会をします」と言った人、時間すぎてますよ。誰も来ていないんですね。
こんな調子だから日本ではみんな選挙行かないんだと思う。ネガティブなイメージを持ってしまう。
選挙カーと街頭演説、やめたほうが投票率上がると思うのですが、どう思いますか?