句読点問題を考える
「夏子は雪と氷の国へ行った」
問題です。上の文章に句読点をうちなさい。
解答
① 「夏子は、雪と氷の国へ行った。」
雪と氷の国、アイスランドに旅行したんでしょうか。涼しそうですね~
② 「夏子は雪と、氷の国へ行った。」
夏子さんと、雪ちゃん。二人で旅行したんでしょうか。氷の国?やっぱり、アイスランドなのかな?
ちなみに、厳密にいうと、カギカッコのなか、読点(。)がついていますが、ちょっと違和感があります。
本当は、
「夏子は、雪と氷の国へ行った」
と、書きたいのです。
ただし、文末に読点をうちたいとも思うのです。
夏子は、雪と氷の国へ行った。
やはり、こうした文章を書きたい。
しかし、続けて読むと、どこの文章に注目していいのか、わからないですよね。
つまり、読みにくいのです。
そこで、カギカッコ「」を使っています。
カギカッコの中の文章に、注目してね、ということです。
ですから、句読点というものは、文章を読みやすくするために打ちます。
打ち方がバラバラだと、困る人がいるかもしれません。
例えば、日本語を学習している人など。
基準があったほうが、わかりやすいかもしれません。
私の考えることは、
①息継ぎしたいタイミング。一呼吸おきたい時に、句点(、)を、うつ。
②文章を続けて書いている途中で、読みづらい、わかりにくい、文章の意味が変わるかもしれない、などと思った時に、句点をうつ。
と、思ったりします。
私は、専門家でも何でもない人です。
でも、句読点問題について、語りたいなぁ、って、勝手に語っちゃってる人です。
「正しい句読点の打ち方」など、ありません。
読む人が、読みやすいように句読点をうつこと。
それが基本です。
ガイドラインがあってもよいとは思いますが、決してしばられないでほしいのです。
相手のことを考えて、文章を書く。
その気持ちを、どうか忘れないでほしいのです。
テストで、句読点の問題を解いて、100点取って、終わり。ではありません。
どうでしょうか?
私は、心を込めて、この文章を書いています。
句読点を打っています。
テストで100点は、取れないかもしれませんね。
適当に打っていますので。
それでも、
あなたが読んで、読みやすい文章だったらいいなあ、と思います。
GOOD LUCK!!
チャリーン♪ しあわせに、なーあれ(о´∀`о)