当たり前を手放す時代

2023年。
時代が大きく変化しているのを肌で感じます。

これまでの常識は、非常識とまではいかなくても「変識」となるのではないでしょうか。

このやり方が「当たり前」
この考え方が「当たり前」
この生き方が「当たり前」

当たり前と呼ばれた事柄は、これからどんどん変わっていくでしょう。

いや、時代は既に変化を始めています。
ひと昔前の世間では受け入れられなかった様々なマイノリティ（社会的少数派）も、ますます多様化が進み、マイノリティがマイノリティでなくなる時代になりつつあります。

「みんなちがって、みんないい」（金子みすゞ）

この金子さんの詩の言葉が、ようやく本当の「当たり前」になるのです。

偏見の隠れ蓑となる言葉、「べき」。

男はこうあるべき。
女はこうあるべき。
子供はこうあるべき。
大人はこうあるべき。

学生は
先生は
社会人は
社長は
親は
家庭は
仕事は
会社は
学校は
結婚は
子育ては
働き方は
衣食住は

「こうあるべき」ではなくなります。

その変化に、うろたえないようにしましょう。
変化を受け入れる大きな度量を持ちましょう。
その変化に、反発や批判をしないようにしましょう。
古くさい「化石」とみなされないように。

しかしながら、未来永劫「不変」なこともあります。
どんなに世の中が変化しても
どんなに人々の行動・思考が変化しても
未来永劫、絶対に変わらないもの。

それは、「愛」です。

愛はすべての命の土台であり、世界の、宇宙の軸です。
だから、愛は不変です。
愛を基軸に物事を考えることができれば、どんなに世の中が変化しても、私たちは生きていけます。

自由に、楽しく、想像力豊かに。
古くさい当たり前を手放し、愛の観点から新たな時代を創り上げる。

当たり前を手放す時代。
あなたは、どう生きますか？

ＦＩＮ