わからないの
昔から、優しいものがたりを読むのは好きだった
絵本とか、小学生の時の国語の教科書とか
児童文庫もよく読んでいました
けど、中学生の頃くらいから、登場人物だけではなく、内容自体も一気に大人になった
私、止まってるんだなぁ、成長
なんて思ったり
脳みその成長が止まってて、ずっと子供のままなのです
今も、あさのあつこさんのNo.6が好きだけど、読んでてわからないこと、いっぱいあります
これ、どういう意味?とか
永遠とわからなかったり
言葉を見て、文章を読んで、本の中の世界が広がって、映像化するはずなのに
私には、それがわからないのです
それが悔しくて、たくさん本を読んだ時期もありました、やっぱり難しかったです
でも、ある時歌詞を見ながら音楽を聴いてて、歌詞が広がって映像ができていくなと思いました
きっと、文字以外の情報があるからなのでしょう
そこから、たくさん音楽を聴くようになりました
大森靖子さんが特に好きで、好きな歌詞はたくさんあるのですが
「明朝体を空へ投げたら夜が割れて降り注ぐ神様の汗」
という歌詞がすごく詩的だなと思います
意味はわかりません
でも、別にわからなくていいんじゃないか
なんて思うようになりました
わからないけど言葉遊びが面白かったり、わからないけど感動したり
いつかわかるようになるかもしれない、その時にうれしくなったらそれで
いいのではないかと思いました