見出し画像

天使のくれた時間 ~人生の目的とは~

こんばんは、あかっぱです(^^♪

今日の朝、映画「天使のくれた時間」の映画会に出させていただきました。

今回はその映画会からあかっぱが感じた「人生の目的」についてまとめてみたいと思います。

映画「天使のくれた時間」


あらすじは以下のようです。

優雅な独身生活を謳歌していたビジネスマンが昔の恋人との“もうひとつの人生”を体験することで本当の幸せに目覚める姿を描いた大人のファンタジー。成功を夢見て恋人ケイトと別れロンドンへ旅立ったジャック。13年後のいま、ジャックは大手金融会社の社長として、優雅な独身生活を満喫していた。クリスマス・イブ、昔の恋人ケイトからの電話があったが、かけ直すことはしなかった。その夜、自宅で眠りについたジャックだが、目覚めると、ケイトと我が子2人に囲まれた家庭人ジャックになっていた……。

引用:allcinema

この映画の主人公ジャックは、大手金融会社の社長で、優雅な独身生活を送っており、「手に入らないものはない」と自分で語るほど。しかし、そんなジャックが、ふとしたきっかけから、パラレルワールドに迷い込み、かつての恋人ケイトとの、決して裕福ではないが、二人の子供に恵まれ、一般的な生活を体験します。そんな生活に最初こそ嫌気がさしていたジャックだったものの、徐々に家族の大切さに目覚めていきます。

あかっぱが受け取ったメッセージは

この映画の中には二項対立があります。

それは

「地位と名誉とお金を手に入れた現在のジャック」

「パラレルワールドの中で家族を大事にするジャック」

です。

この映画では、様々な点で訴えかけるメッセージがあります。

その中で、私、あかっぱは

「地位やお金や名誉」と「愛(家族)」のどちらを取るのが幸せか?

という究極すぎる命題について、この映画を通して考えるきっかけになりました。

映画の中では・・・

この究極すぎる命題に対して、この映画の中では端的に「こっちの方がいいですよ」という答えは言っていない。

映画会の中でも、「愛(家族)」と答える人もいれば、「ハーフハーフ」という人もいました。

映画の主人公たちはどうかと言うと。。。

この映画の中で、現在のジャックは地位と名誉とお金を手に入れた生活に満足しています。

しかし、パラレルワールドで家族、そして大切なパートナーであるケイトに出会ったジャックは、現代に戻ってきてから、今度は自分からケイトに会いに行き、最後はパリに向かうケイトを引き留めることになります。

もし仮にパラレルワールドに出会わなかったら、このまま今の生活を満喫して、幸せな人生を送ったからもしれません。

事実、お金がなければ家族を養うことはできないですし、お金は大事です。

だからと言って、お金だけあればよいかと言えば、そうではなく、人は群れをつくって生きていく生き物であるように、どこかで「つながり」を求める生き物なのかもしれません。それが、一度、心を決めたケイトという存在がいるようなジャックのような場合はなおさらなのかもしれません。

なので、

「愛(家族)も地位や名誉やお金も大事だ」

という結論に至る。

それは普遍的に正しいことでしょう。しかし、今回はそれを踏まえたうえで、さらに進んで考えてみたいと思います。

ジャックにとっての「幸せ」とは

パラレルワールドに行く前のジャックにとっては、疑いようなく「地位、名誉、お金」が自分の幸せに大事なものでした。

しかし、パラレルワールドに行った後のジャックは最終的に「愛(家族)」を取ったのです。

それは、ジャックの「心が求めることが変わったから」だと思います。

つまり、「その時の自分の心が求めること」を選択することが大事なのではないか、というのが、この映画を見て、あかっぱは思ったことです。

確かに、人の心は移り変わります。

パラレルワールドに行く前のジャックも、パラレルワールドに行かずにいてももしかしたら、どこかのタイミングで、別の形で「家族が大事だ」と思うかもしれません。

逆に、「家族」を取ったジャックも、その後はもしかしたら、再び「地位や名誉やお金」のために行動したいと思うかもしれません。

さらに、そこには他者の存在もあります。

社長をしている急にジャックが「会社を辞めて家族を大事にするんだ」と言ったら、社員たちが止めるかもしれません。

逆に、家族を大事にしていたジャックが「いや、仕事(地位、名誉、お金)だ」と言って町に出ていくと言ったら、家族が止めに入るかもしれません。

事実、映画のパラレルワールドの中でも似た場面がありました。

しかし、その場面でも、最終的にジャックは「家族」を取る選択をしました。

つまり、自分の心の声と、他者の意見に耳を傾けたうえで、最終的に「自分がどうするか」、そこに尽きるのではないか、と思うのです。

もちろん、何でもかんでも「自分の心の思うままにすればいい」わけではないでしょう。

しかし、少なくとも「地位、名誉、お金」か「愛(家族)」か、と理想化して考えた場合という点に絞って言えば、

「地位や名誉やお金が大事」と思っているのに、「愛(家族)を大事にする」

逆に

「愛(家族)が大事」と思っているのに「地位や名誉やお金を大事にする」

そんな人生を送った場合、

死ぬときに「あー、あれやっておけばよかった」と後悔することになるのではないでしょうか?

最近書店でもよく見かける『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス)の中でも「死ぬ目に後悔すること」のトップ2のうちの一つとして「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」と言っています。



さて、今回はある意味のポジショントークをしてみました。

皆さんはどう思われますか?





最後までお読みいただきありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!