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ボツになる過程

新宿区の静かな夜、警察署に一本の緊急通報が入った。
現場に急行した刑事の田中は、見たこともない光景に驚愕する。
田中は一瞬、目の前の光景が信じられなかった。
遺体は人間のような形をしていたが、肌は青白く、まるで光を反射するかのように輝いていた。
目は大きく、黒い瞳が異様に光っている。
手足は細長く、指先には鋭い爪が生えていた。
胸部には奇妙な傷があり、そこからは青い液体が流れ出ていた。

「これは…一体何なんだ?」田中は呟いた。

科学捜査班が到着し、遺体を詳しく調べ始めた。
遺体の周囲には奇妙な痕跡が残されており、地球上のどの武器とも一致しないことが判明する。
調査を進めるうちに判明した。
この遺体は火星人であると。

「なにそれ!」田中の声は警察署に響いた。
いや、田中だけではない。全警察官の声がこだました。
過去に被害者が宇宙人という事件はない。
まずはこれは誰かに殺されたのか?犯人はいるのか?から話し合われた。

というところで飽きてしまいました。

一応、犯人は警察の秘密機関の者で、凶器は『ダンガーペルシス』という火星のテクノロジーと融合させた開発中の鋭利な物です。
動機は、警察の秘密機関の者の妻と被害者の火星人の浮気。
ついカッとなって、そこにあったダンガーペルシスで火星人を刺してしまった。

そういうあらすじまで考えて、何か面白そうだなと思ったのですが…。
こういうのは普通の流れで普通に書くのが一番面白いのです。

しかし、書いてて「あれ?面白いかな?」という不安ゾーンに入ってしまったので一日寝かせてみました。

そして今日思ったことは「あれ?面白いかな?」

まあこういうことはよくあるということで、本日はこのようにボツになった過程をお見せしました。

そんなことより我ら軍団うれるーぞのtiktokのフォロワー数が100人いきました。
昨日も新しいショートコメディがアップされました。
見てない方、フォローしてない方よろしくお願いします。
こういうのは、「あれ?面白いかな?」と不安ゾーンになる前に書き切れてしまうので、そういう意味では保守的な人でもtiktokはおすすめかもしれません。


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