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混雑のパラドックス

僕のお正月は、普段の生活と全く変わりありませんでした。
つまり、神社にも行っていません。お参りもしてません。

なぜ人は凄い混んでいるときに、あえて神社に行くのでしょうか?
お正月以外はガラガラです。そして行こうと思えば行けるはずです。
それなのになぜ人混みに飛び込むのでしょうか?
不思議でなりません。

○混んでいる時に神社に行く理由
1,年中行事としての意識: 初詣は、日本人にとって新年を迎える大切な年中行事の一つとして定着しています。お正月という特別な時期に、家族や友人と一緒に神社へ参拝し、一年の無病息災を祈願するという習慣が、多くの人に根付いています。そのため、お正月には参拝に行くという人が多いのです。

2,集団心理と高揚感: 大勢の人が同じ場所、同じ目的で集まることで、独特の高揚感や一体感が生まれます。お祭りやイベントのような賑やかな雰囲気を楽しみたいという心理も、混雑時に神社へ行く理由の一つと言えるでしょう。

3,縁起を担ぐ: 「みんなが行っているから大丈夫だろう」「多くの人が参拝している方がご利益がありそう」といった心理から、混雑時に参拝する人もいます。縁起を担ぐという意識が、混雑をある程度許容させていると言えるでしょう。

要するに簡単に言うと、人がいっぱいいる方が良いということです。

だったら満員電車は良いのかとなってきます。
集団心理と高揚感です。
しかし、満員電車は苦痛となります。

この違いは何なんでしょうか?

「目的」と「状況」です。
その目的を達成するためにある程度の混雑が避けられない状況であれば、人々は混雑を受け入れる傾向があります。
しかし、目的がなく、ただ単に混雑しているだけの状況であれば、不快感やストレスを感じやすくなります。
そのため、神社の人混みは良いけど、満員電車の人混みはダメということです。

僕にとっては一緒だと思うのですが…。
では満員電車に神社があればいいのでしょうか?

参拝のためなら人混みOKのはずなので、しかも参拝して移動もできちゃうというおまけ付きです。

電車に神社を入れる案はいかがでしょうか?
満員電車がいやでも、神社があることで、少しでもマシになるなら、神社を電車の中に入れる価値はあるのではないでしょうか。

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