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ネタの作り方
昔、号泣というお笑い芸人をやってまして、ネタを書いてました。
12年くらい漫才のネタ書いていましたが、僕はあまり同じものを作るのがイヤなのでフォーマットみたいなものはありません。
だからほんとにゼロから考えます。ゼロからってなかなか考え方が難しいです。ノーヒントですから。
しかし何からしらキッカケは欲しいです。ニュースを見る。でも僕は時事ネタはやりません。そこでよくやっていたのが、辞書を使う。
辞書にはたくさんの言葉があります。その言葉からイメージや連想や妄想をしてキッカケを得るというやり方です。
例えば「消しゴム」が出てきたら。
消しゴムは消すとカスが出るわけで。そのカスを捨てずに丸めていけば、使い終わった時に消しゴムができてる。すごいローテーション。一生消しゴム買わなくていいじゃん。
すぐこれを思いました。これを形にするとしたら。
「この前消しゴム初めて買ったんだけど、消しゴムを2回も3回も買う奴バカだよな」
みたいな入りで、先程のカスで消しゴムを作ることを言う。
面白いかどうかはわかりませんが、ちゃんと出来てます。ていうか、いつかこれ言いたい。
あと、小さいころに、消しゴムのパッケージ取ったところに好きな人の名前を書いたら両想いになるという噂があった。
題材としては良さそうですよね。
あと、キン肉マン消しゴム。小さいころに、キン肉マン消しゴムに好きな人の名前を書いたら両想いになるという噂があった。
ラーメンマンに中村よし子って書いて。「中」はラーメンマンの「中」を使って続きに「村よし子」って書いて。
こんな感じでしょうか。