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ダメ出し役のポイント
「一身上の都合により方南会館にて対策ライブ開催します!」
というお笑いライブがありまして。
ここで観覧ゲストということで、出させてもらいました。
いや、観覧なのでそんなに出てはないのですが、まあそんなことはどっちでもいいのですが。
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僕の役割は皆さんのネタを見て、意見を言うという、いわゆるダメ出しする人です。
上のチラシを見ての通りたくさん芸人がいます。
40組くらいいました。
この組数をライブ終わった後、一時間くらいでダメ出しをするというのは、結構大変でした。
僕のやり方だともっと時間欲しいなと思いました。
一組ずつ言うわけなんですが、やっぱりこういうので思うのは。僕は幅広い考えを持っていないとダメだということです。
その人になって考えるというか、もちろん僕だったらどうするかなのですが、このネタにおいて、その人がやるとして、僕だったらどうするかという考え方です。
つまり「あてがき」みたいな感じです。
「あてがき」とは、演劇や映画などで、特定の俳優を想定して脚本を書くことを指します。
この方法では、役を演じる俳優があらかじめ決定されており、その俳優のイメージに合わせて脚本が作成されます。これにより、俳優の特性や演技スタイルを活かした作品が生まれることがあります。
演者の特徴を察してダメ出しをしないといけないということです。
極端に言うと、同じダメ出し内容でも、このコンビには良いけど、このコンビには悪いということです。
だから幅広くなければいけないということです。
それでも、どうしたらいいかわからないコンビもいます。
その時はわかりませんと言います。
しかし、会話することでわかってくることもあるので、そのためには時間が必要ということです。
だから知れば知るほどアドバイスはしやすいなと思いました。
結構みなさん、僕のアドバイスを一生懸命聞いてくれましたが、アドバイスを聞くというのは大事なことだとは思いますが、お笑いの場合はお客さんの笑い声というのがアドバイスなので、そこを分析して自分で発見する方が身になると思います。
誰に向けて書いているのかわからなくなってしまいましたが、そんなことを思ったライブでした。
ちなみに僕はアドバイスするのはいいですが、アドバイスされるのは大嫌いです。だからダメなのかな。