色彩心理学と私たちの選択
気が付くと、家のモノがほとんど黒色です。
例えば、カーテン、スマホ、テレビ、パソコン、机、コーヒーメーカー、空気清浄機、電子ケトル、冷蔵庫、炊飯器、オーブントースター、服、カバン、全部黒です。
黒が好き過ぎです。
僕の名前は「赤岡典明」ですが「黒岡典明」がよかったです。
いや「黒黒黒黒」がよかったです。
それくらい黒が好きなのですが、何ででしょうか?
色彩心理学というものがあります。
色彩心理学とは、色が人々の感情や行動に与える影響を研究する学問です。色は私たちの日常生活に深く関わっており、心理的、生理的、感情的、文化的な効果を持っています。この学問は、色が人間の心理にどのように作用するか、またその反応がどのように行動につながるかを探求します。
色彩心理学では、色が持つさまざまな意味や効果を理解し、それをデザイン、マーケティング、アートセラピーなど多岐にわたる分野で応用します。
なので、僕みたいな黒が好きな人はどうなんでしょう?
しばしば力強さや洗練、そしてモダンな印象を求める傾向があります。
黒は全てを包含する色として、保護や安定を象徴することもあります。
では他の色はどうなのでしょうか?
赤を好む人は、情熱的で活動的、自信を表現することを好むとされています。赤はエネルギーと動きを象徴し、注意を引く色です。
青は、安心感や信頼感を与える色とされ、冷静さや集中力を高める効果があると言われています。青が好きな人は、平和や安定を求める傾向があるかもしれません。
黄色は、明るさや活力を象徴する色で、幸福感や創造性を刺激するとされています。黄色を好む人は、楽観的で社交的な性格の持ち主である可能性があります。
緑は、成長や安らぎを表す色であり、自然とのつながりや新しい始まりを象徴しています。緑を好む人は、バランスや調和を重んじる傾向にあると考えられます。
ピンクを好む人は、穏やかで細かなところに配慮が行き届く気配り派とされています。ピンクは優しさや愛情を象徴し、癒しや安らぎを提供する色とも考えられています。
一般的にはこんな効果があるみたいです。
なので、色と行動も関連があるらしいです。
それを利用するなら、例えば、購買意欲が高まる色は何色なのでしょうか?
赤です。
赤はエネルギーと活動を象徴し、注意を引き、行動を促す効果があるとされています。
ということは赤いTシャツを作ると売れるのでしょうか?
そんなことはないような気がします。
やっぱり白か黒が売れているような気がします。
しかし、僕が思うに赤のTシャツは作った方がいいのではないでしょうか?
赤のTシャツで購買意欲を高めて、白や黒のTシャツを買ってもらう。
なので赤は売れなくてもいいのです。
白や黒を売るための赤です。
どうなんでしょう。
実験してほしいですね。もうあるかもしれませんが。
白、黒のTシャツを販売する場合と白、黒、赤のTシャツを販売する場合。
どっちの方がTシャツの総枚数が売れるのか?
この答えで、赤の存在意義が分かるのではないでしょうか。
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