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救急車のサイレンって変わった?

ここ最近、町中で鳴っている救急車の音が違いませんか?
ピーポーピーポーです。
聞いた人はいるでしょうか?

前は闇を切り裂く音だったのですが、今は歳とって丸くなった感じがします。
確実に違いがわかります。

僕は急いで歩いていたところ、聞き慣れた「ピーポー」音ではなく、もっと穏やかな音が聞こえてきました。まさか救急車だとは思わず、振り返ってびっくりしました。最初はおもちゃの救急車かなと思いました。
要するにあまり緊迫感がないのです。

なぜ変わったのでしょうか?

もっと前から変わっていたらしいのですが、簡単に言うとうるさいという相次ぐ苦情で変えたらしいです。
普通に考えれば、音量を下げればいい話ですが、そうはできない規定があるらしいです。
救急車のサイレンは、周囲にしっかりと音を伝えるために、90dB以上120dB以下であることが定められています。
よって音量は下げられません。
なので、従来のサイレン音に和音を混ぜたみたいです。
確かにそんな感じがしました。この和音を混ぜることにより、前よりやさしい音になりました。
コンフォートサイレンと言うらしいです。

そこで思うのは、コンフォートサイレンになると表現もピーポーピーポーじゃないと思うのですが。
やはり音の表現もやさしくしなきゃいけないと思います。

『フィーヒョンフィーヒョン』

どうでしょうか?
前よりもやさしさが滲み出てませんか?
ちょっと道すいません感が出てませんか?

この新しいサイレン音により、緊急車両が通過する際のストレスが少なくなったのを実感しました。特に高齢者や小さな子供を連れた親たちにとっては、大きなメリットだと感じました。騒音に敏感な人々や、日常生活でのストレスを軽減するために、この変更は有効であると思います。

調べてないのでわかりませんが、今後、消防車もパトカーもコンフォートサイレンになるのでしょうか?

犯罪が起きて、火事が起きて、けが人が出ているのに、平和な音が町中に響ていて大丈夫でしょうか?
犯罪都市が「何かいい曲なってんな」となって大丈夫でしょうか?
あの都市に遊び行きたいってならないでしょうか?

今後そうならないために、コンフォートサイレンから耳が離せません。


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