Be-1グランプリ2023二回戦東京2日目
二回戦で落ちた人だけ僕の個人的な感想を言っていきます。
よろしくお願いします。
〇ちぇく田(SMA)
準決勝進出
〇ゆうきたけし(SMA)
陶芸のM-1みたいな大会にエントリーしたけど、20年以上は出れない。
自分は20年以上でそのルールをさっき知って、絶望しているネタ。
陶芸は20年越えてから味が出るだろ!とか。
他の20年越えの人は病気で休んでいた時期は歴に加算されないから出れるとか。
内容的良いと思います。
僕が思うのは演技力があれば全然違うと思いました。
本当に20年以上やっている陶芸家の雰囲気、この大会にかける雰囲気、そして出れない絶望感。
この感じを表現できれば説得力が出ると思います。
〇ぬらぬら(松竹芸能)
新宿の駅前でやっている、宗教勧誘やら、占いやらを、どうなってんだ日本みたいなテイストでお送りする漫談。
熱さは伝わってきました。
新宿って実際にそうなんだろうなとも思いました。
神様というプレートを持った人の服のバックプリントが仏陀。
どっち?
みたいな確実な笑いポイントが少なったと思います。
そこを増やせば雰囲気はよいのでいいかなと思いました。
〇小石田純一(ニュースタッフプロダクション)
石田純一のモノマネの人。でちっちゃい人です。
その人が80年代の漫談みたいなネタです。
W浅野を出してきたり。
W浅野が留年してダブる浅野になって。
全てがニッチです。
なので知らない人は全くなので落ちても仕方ありません。
しかしこのニッチは需要はありそうとは思うので、もっとコアにして、80年代評論家くらいになればいいと思います。
それを石田純一が解説しているみたいな感じで。
〇ハニカムズしょうへい(フリー)
片目が飛び出ていて袖から登場。
医者に来てなぜ飛び出たのか説明します。
彼女が他の男と抱き合っていたから。
しかし、なぜかコミカルな反応の目が飛び出てしまったと。
片方は何とか戻ったがというネタ。
今、二回戦をなぜかこの東京二日目から見ていて、他をまだまだ見ていないのでわかりませんが、準決勝行ってもおかしくないかなとは思いました。
でももっとボケ出しはできるかなと思いました。
片目飛び出していて、今不便なこと、逆に便利なことも言ってもいいのかなと思いました。
〇伝えたい(サンミュージックプロダクション)
ちょっと伝わらなかったなあという印象です。
最初のショートコントいらないかなと思いました。
次の「休みの日の過ごし方」の気持ち悪さを最初から全面に出していいのかなと思います。
マッチングアプリの画像を卒アルみたいに作るとか。
実際にものがあるとかいいのですが、もっと見やすくしてほしいです。
そして卒アルがあるなら、昆虫博士とムキムキの体をコラージュしてプロレス団体を作っていると言っていたので、その画も見たいなと思いました。
〇デイエノボル(浅井企画)
吉川晃司みたいな感じで歌いながら登場して、ショートコントを披露する。
最初のコントがマッチ。近藤真彦。
次がアンパンマン。
ちょっと古いかなと思います。
吉川晃司みたいなという僕の比喩も古いのですが、でも、その時代の動きをやっているのですが。
その割には、古さを前面に押しているわけでもないので、単純に今マッチをやっている感じが出ちゃっています。
もっと知れば印象は変わるかもしれませんが、初見では古さが目立っちゃいます。
〇須藤ジム(タイタン)
準決勝進出
〇さんしろう吹奏楽部(フリー)
暴言を吐くとまずいから、暴言を吹奏楽的ワードに置き換えたらケンカにはならないというネタ。
ここまで聞いて何となく面白そうで、名前も吹奏楽部なので期待します。
「このガキ」と言いたい時「高音の楽器」と言いましょう。
全編こんな感じでした。
期待感があったので、もっと何かほしかったと思いました。
これだと楽器できない僕でもできちゃうネタです。
ワードだけなので。
もっと吹奏楽ならではの感じがほしいところです。
でもウケはよかったと思います。
〇マザー・テラサワ(オフィス笑いの現象学)
哲学芸人ということで、「101回目のプロポーズ」のトラックの前に飛び出して、「僕は死にません」の有名なシーンに哲学者が登場したらというネタ。
ちょうど今僕は「101回目のプロポーズ」を見ているので、タイムリーですが、みんな知っているのでしょうか?
それはさておき、死について哲学的に解説するのですが、その時の主人公達の反応とかがあった方がいいのかなと思いました。
それか、哲学者が登場するのではなくて、主人公達が哲学的にあのシーンをやった方が面白くなるのかなと思いました。
「僕は哲学的に死にません。なぜなら…」みたいな雰囲気で。
〇ベルサイユ(松竹芸能)
準決勝進出
〇ミヤシタガク(フリー)
準決勝進出
〇野田ちゃん(SMA)
準決勝進出
〇MORIYAMA(SMA)
夫のご飯や子供の世話を振り切って、お笑いライブに行く主婦のネタ。
MORIYAMA推しで票を入れて、何とかMORIYAMAを3軍ライブから昇格させたい。
さすがに身内ネタ過ぎるかもしれません。
そう判断されたかなと思います。
やるならもっとヤバイ状況なのに、ライブに行くという方がいいと思います。
例えば、息子が事故に遭ったとか。
「あなたすぐに病院行って」
「お前は?」
「私はMORIYAMAのところに行かないと…」
そうすると激ヤバイ主婦という見方になるかなと思いました。
〇浜辺のウルフ(グレープカンパニー)
準決勝進出
〇小仲くん(SMA)
準決勝進出
〇浜村凡平太(フリー)
準決勝進出
〇タケウチパンダ(松竹芸能)
カラササイズと言っていたかわかりませんが、音楽に乗せて、空手とエクササイズを混ぜた感じでやっていたと思います。
多分。
というかよくわからなかったです。
「目黒と大崎の間は五反田」と音楽に合わせて突きをします。
それがカラササイズらしいです。
よくわからなかったですが、面白い雰囲気はありました。
音楽が止まって、わかりやすい理にかなったネタになった瞬間、面白くなくなってしまいました。
お笑いって難しいですね。
とりあえず音楽止まらない方がよかったかなと思います。
〇竹井輝彦(太田プロダクション)
準決勝進出
〇Jaaたけや(SMA)
準決勝進出
〇ハラコ(K-PRO)
準決勝進出
〇快児(サンミュージックプロダクション)
前回決勝進出者が敗退です。
ファンレターのネタ。
あるあるを言っていく感じです。
単純にウケ具合が他より弱かったかなと思います。
抑揚が一本調子な感じがしました。
〇蛾野正洋(シュープロモーション)
蝶野正洋のモノマネの人です。
蝶野正洋がショートコントをやったらということなんですが。
蝶野正洋の引き出し自体があまりないと思います。
何のモノマネでもそうだと思うのですが、なかなか一人にモノマネで2分、3分やるって難しいのかなと思ってしまいます。
一発ならいいと思うのですが。
東京2回戦二日目でした。
準決勝は2月17日。
決勝と敗者復活戦は2月19日。
お楽しみに。
延期になっていた高円寺漫才部のコーチは2月16日です。