架空の世界観を現実に
「フィールド・オブ・ドリームス」という映画があります。
「畑に野球場を作れば、彼が帰ってくる」という天からの声に、トウモロコシ畑の主が本当に野球場を作ってしまいました。
すると、今は亡き名選手たちが、次々と背後のトウモロコシ畑から姿を現し、試合を行っていた。
と話が進んでいくわけですが。
そんなトウモロコシ畑の球場を現実世界に作って、そこでメジャーリーグの公式戦をするというものです。
去年やって、今年も先日行われました。
こういうのは野球のいつもの楽しさに、もうひとつプラスで楽しさが増します。
映画やドラマの世界から現実に。
そういうケースは少なくないと思います。
お台場にある湾岸署もそうです。
「踊る大捜査線」からきています。
警視庁がアンケートを行った結果、用意した複数の案の中で地元住民から圧倒的な支持があったことなどにより「東京湾岸警察署」に決定したらしいです。
警視庁では関連は否定しているみたいですが、もう世間的にはあの湾岸署からきています。
そのものだけというより、そこに世界観もプラスして持ってこれるといいかもしれません。
例えば「ドラゴンボール」という漫画があります。
7つのドラゴンボールを集めると願いが叶うというやつです。
このドラゴンボールを公式に作って、本当に世界のどこかにばらまきます。
管理者だけがドラゴンレーダーでドラゴンボールの位置を把握しておく。
イベントではなく、いつか揃うかもしれないスタンスで放置です。
見つけたらSNSにアップする人もいるでしょう。
それを売ってくれという人もいるでしょう。
そのうち二星球、四星球、五星球を持っている凄い奴が個展を開いて商売する人もいるでしょう。
偽物のドラゴンボールも出てくるでしょう。
オラ、悟空という人も出てくるでしょう。
実際にドラゴンボールを7つ集めたらどうするかわかりませんが、現実に7つのドラゴンボールがこの世にあるということが楽しそうです。
今誰が持っているのか?
まだ見つかってないのか?
そんな感じが有名な絵画みたいになりそうではないですか?
関係者の人、やってくれないでしょうか?
やってくれるようにドラゴンボールを7つ集めようかな?
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