ママ守ってあげるからね
あと数ヶ月で3歳になる娘はおしゃべりも達者になり、好きも嫌いもはっきりしている。今好きなものは、恐竜、NHKの番組ダーウィンが来た、インスタのオモチャのリール動画、パウパトロール、本屋、科学館…。嫌いなことは耳掃除、鼻をかむこと、歯を磨くこと(この辺りはすべてうちのワンコとまったく同じだね)。自分の体を自分でコントロールしたいのかな?ケアされるのが嫌なのだ。
そんな彼女が最近よく口にするフレーズがある。
「ママ、守ってあげるね!大丈夫、ママを守ってあげるからね!」
うちは保育園に預けてなくて毎日、毎日一緒に遊んでいるんだけどだいたい毎日のようにそのことばをくれる。
「ありがとう。ママも守ってあげるからね!」
そう応える。☺️
大体自分が少しこわいなって感じた時にとか、ちょっとピンチな状況で、こわいって言うんじゃなくてママ大丈夫だよって言っているように思う。私がいつも大丈夫だよって言っているのだろうか。
こんな風に言う彼女の気持ちの裏側はわからないけど、シンプルに思い遣ってもらえるのは嬉しい。
そして、毎回のように自分もかつて母親にそう思っていたのだろうか?と思いを巡らす。
私は今でも母のことを快く思えない。好きではない。いつからだろう?少なくとも3歳ぐらいのときには嫌いだったはずはないと思う。寄り添ってくれていたように思う。
4つ離れた妹が産まれてからは理不尽なことで叱られたり、不快な思いをしたり、そのことをつい先程の事のように覚えている。
というか子どもを持ってからはっきりとその感情や記憶が呼び戻されている。だからシンドイなぁと思うこともある。
そんな感情は小さな箱に入れて蓋しておけばよかったんだから。
最初から母親のことを嫌いな子どもなんているはずがないと我が子を見て思う。
そりゃ一生懸命お世話して愛情をかけてるけど、世話してくれてるから好きという訳ではないんだと感じる。ただただ好きなんだ。
だから今、母親を嫌だと思う自分を責める必要はない。そう考えるようにしている。
そう思わないと涙が止まらなくなってしまうよ。
と、唐突に母親へ感情をここに吐き出してみたのは信頼する友からのアドバイスがあったからだ。もう子育て卒業した彼女に、子どもができてから子供時代ことを思い出してシンドイのよねーと話していたら、書いてみるといいんじゃない?って言ってくれて。
そんなアドバイスをくれる友人たちがいて幸せだと思う。