海外リモートワーク(商品購入代行・発送編)
「海外在住者の人はどんな仕事してるのか。」留学開始時、まったくスペイン語が話せなかった、わたしの仕事内容をシリーズでご紹介します。今回は2回目で商品購入代行・発送編。
こんにちは。AKANEです。(Instagram:@akanetanguera )
南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでアルゼンチンタンゴの講師をしています。
商品購入代行・発送
海外在住のわたしの仕事、2つ目は商品購入代行です。
これもロコタビの依頼やわたしの好きなブエノスアイレス(わたしのHP)から依頼を頂きます。
海外リモートワーク(エピソード1)参照
もっとメジャーな国(フランスとかスペインとかイタリアとか…)で暮らす方は、購入代行だとBUYMAとかWajaをやってる方が多いと思います。
アルゼンチンの場合は得に人気のハイブランドがありません。
あって、ヨガウェアのブランドとか、タンゴの靴。
でもアルゼンチンには、Amazonの代わりにmercad libre(メルカドリブレ)というオンラインマーケットプレイスがあり、南米各国の国内のみで購入ができます。(ちなみにアルゼンチンにはAmazonはありません。)
そこに並ぶ中古品を求めて、マニアの方から依頼を頂くことがあります。
商品は、
レコード、CD、ビデオ、ギター
が多いでしょうか。
日本からアルゼンチンは、地球半周分の送料となり大変高額です。
商品代金よりも送料が高くなることもあります。
だから「送料なんてそんな小さなことは気にしない!」という、熱い熱い想いの購入希望の方限定で依頼を受けるため、数はそう多くありません。
過去のご依頼
「何年も何年も探して、やっとメルカドリブレで商品を見つけたけれど、購入代行をお願いできないか。」というご依頼が多いです。
販売元のアルゼンチン人から「プロブレマ(問題発生だ!)」と言われることも多々ありますが、わたしも精一杯交渉します。
過去あった問題
・売り切れてしまった(けれどサイトに掲載してた)
・大雨で倉庫が水浸しになって片付けてからにしたい
・やっぱり売りたくない(けっこう、よくある。)
・商品がどこに保管してあるかわからないのでちょっと待って。
・外国人だと知ったら値上げ。
など。
過去のお客様であったお話だと、
購入できずに大変がっかりされ、
いくらでも払うからブエノスアイレス中の中古屋さんを一軒一軒回って探して欲しい!という依頼もありました。
もちろん、こちらも時間を見つけながらなので、少し時間がかかりましたが、一件ずつ、中古屋さんを回って探しました。
その甲斐もあって、商品を送れた時は大変喜んでくれました。
アルゼンチン人と日本人の取引に関する価値観
アルゼンチンは日本と違って、「お客様は神様」「顧客満足度」「リピーターを増やそう」というサービス精神の概念がないんですね。
「販売元が神様か!」
っていうくらい販売員は態度がでかい。ヘコヘコなんてしません。
「別に俺は売らなくてもいいんだぜ。」
っていう声が聞こえてきそう。
アルゼンチンに6年いたってその違いにびっくりすることもしばしば。
販売してもらうのにも大変な時もあるのですが、マニアの方がそれを手に入れた時の喜びようを見ていると、一瞬で苦労が報われたような気がします。
マニアの方は、本当にピュアに商品を求めているし、「手に入れる苦労」をご存知の方も多いです。
喜び方が半端ないので、頑張った分わたしも本当に嬉しくなります。
むかし人材募集の広告でよく見かけた“「ありがとう」と言われる仕事“でいうなら、この仕事はかなりの確率で喜んでもらえます(笑)
“やってて良かった!アルバイト特集“にも掲載できそう。
留学中、はじめての場所にはじめての経験、慣れない生活とわからない言葉。
まるで赤ちゃんのようになった自分を、自分自身が受け入れられなかったです。
だから、わかりやすく「人の役に立てる仕事」はわたしの精神安定剤になりました。「人の役に立つことで自分の価値を確認する」というのは、日本の教育によるものなんでしょうか。
頻繁な依頼はないけれど、わたしにとってはとても心救われた仕事です。
次回の仕事
次回の仕事は、旅行系Webライターのお仕事を紹介します。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございます!!
わたしの住むブエノスアイレスは、南米屈指の大都市です。
住宅も密集していて、一軒家もありますがマンションやアパートも多いです。
大事なサッカーの試合の日、平日だと夜22時半くらいが最高潮に盛り上がります。
アルゼンチン人は推しのチームに得点が入れるとベランダに出て、めちゃめちゃ大きな声で
「ゴーーーーーーーール!!!!!」
と叫びます。
とにかくみんなで、あっちの家もこっちの家もベランダで、
「ゴーーーーーーーール!」「ゴーール!!!!!」「ゴォォォォォォォル!!」「ごーーーーーる!!!!!!」「ゴ〜〜〜ル」「ゴーーーーる!!」
大人も子供もみんな叫び、密集した住宅内に響き渡ります。
夜の22時半。
さすが、サッカーの国。
わたしも
「子供が寝てるんですーー!静かにしてーーーー‼︎」って叫びたいです。
では、また
ChaU!ChaU!
Instagram( @akanetanguera )を始動しました。
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