
全力で駆け抜けた1年を振り返ったら見えた5大アップデート
2025年1月23日に6周年を迎える母親アップデートコミュニティ(HUC)のイベント「HUC6周年祭」に向けて、毎日HUCメンバーがnoteでバトンリレーしています。テーマは「(〇〇ちゃんのママではなく)自分を主語にアウトプット!」。noteのマガジンでまとめ読みもできます。ぜひご覧ください。
旅と手話ダンスを趣味に生きるバーディーです。
2024年の年末は、葉山でマイクロワーケーションをしました。
久しぶりに自分の時間を作れたことによって、怒涛の1年間を丁寧に振り返ることができました。
1年間とくに大きな変化もなく終わっちゃったな・・・と思っていたけれど、書き出してみると、案外がんばったかもしれない自分を褒めることができました!どんなアップデートがあったのか、5大トピックスを振り返ってみます。
【1】視力回復でQOL爆上がり!ICL手術を受けた

3月にICLという眼内にレンズを挿入する視力回復手術を受けました。
以前レーシックを受けたくて検査したところ、角膜が薄すぎるという理由で施術できず断念していたのです。
ICL決行のきっかけは、昨年のHUC5周年祭のセッションの1つ「手帳×戦略的御自愛術「育児や仕事で忙しくても自分のやりたいこと、労わることを諦めない!」に参加したことでした。
2024年やりたいことの1つとして「ICL」と発言したところ、HUCメンバーの1人がクリニックを紹介してくれたのです。ずっとやりたいのに一歩踏み出せなかったことに背中を押してもらえたことを覚えています。
術後、手術台を降りた瞬間から、裸眼なのに、どこまでも見える景色に感動しました。帰宅後も、部屋中のゴミもよく見えるから掃除も捗る!ストックしていたコンタクトレンズや眼鏡は全て捨ててスッキリ。
(今困っていることは、玉葱を刻むときに目が痛いことくらいですw)
【2】性教育絵本のアンバサダーになった

2月に性教育絵本のアンバサダー養成講座を受講し、「げっけいのはなし いのちのはなし」絵本アンバサダーになりました。
HUC性教育部で、包括的性教育について知って以来、子どもたちに正しい知識を広めたい使命感にかられていたからです。(包括的性教育とは、生殖などの体の仕組みだけでなくジェンダーや人権教育なども含みます。)
自分の原体験を紐解くと、幼少期に「NO!」と言えない子どもでした。たまたま性被害に合わずに今に至りますが、もっと、自分を大切にすることができたな・・・と後悔しています。周囲にLGBTQ当事者の友人も多いことから、「誰もが自分らしく生きる権利がある」ことを、すべての子どもたちに伝えていきたいです。
また、「すべての子どもたちに」と言うからには、障害があることを理由に、必要な情報にアクセスできないということは、あってはならないと思います。今、手話通訳を学んでいるのですが、専門用語の多い包括的性教育を、「聞こえない人」にもわかりやすく手話で伝えられるようになることが目標です!
【3】手話ダンスでギネス世界記録®︎を達成

2024年は、手話ダンス仲間とあちらこちらのステージにエントリーしたり、呼んでいただきパフォーマンスしたり、とにかく手話で踊って踊って踊りまくりました!

振り返れば、1年間で13回も出演していました!
自分たちの所属スクール(UD DANCE SCHOOL)の発表会が年に2回。他に、東京の小学校のお祭りや、地域のイベント、コンサートホール、大学のキャンパス、さらには、イオンモールなどなど。
この異常なほどに手話ダンスに没入する自分の原動力は一体なんなのか?
それは、単に「ダンスが好き!」だからではありません。
世代も性別も障がいの有無も超えた多様すぎる仲間(小学生〜70代?まで)と「手話ダンス」をきっかけに共に過ごせる時間は尊く、会うたびに異次元の発見があることが"おもしろい"からなのだと思います。
9月には、手話ダンスでギネス世界記録®︎にチャレンジというイベントの運営に関わりました。寝食を忘れるほどの多忙の限界点を突破しましたが、「世界記録の目指し方と作り方」の全てのプロセスに関われたことは、大きな財産です。
10月には、自主企画として、小田急電鉄のキャラクターもころんのテーマソングを手話ダンスにして、仲間との合作動画を制作しました。(手話監修はデフメンバーです)。小学生メンバーがこのダンスを気に入ってくれて、地域の児童館のお祭りで踊ってくれたことも、とても嬉しくて忘れられない思い出です。

【4】手話学習をアップデート!隠れ内向型でもグイグイ手話べり?!

ついに手話学習にも本気で取り組んだのも2024年からです。
週1回:地域の手話通訳養成講座。
週1回:地域の手話サークル。
月2回:聞こえない先生とのマンツーマンレッスン。
実践の場:月1〜2回、手話ユーザーが集まる場所(ふらっとタイム、#クラビノミタイ、手話カフェtetote など)に積極的に出向いてイベントに参加しました。
※手話は言語なので、英会話を習得中の人がスキルアップしている流れと一緒
しかし、隠れ内向型の私は、交流会が苦手で、じつを言うと自分から話しかけにいけないタイプ・・。そこで、HUC発起人のなつみっくすの書籍「I型(内向型)さんのための100のスキル」からの学びを活かし、事前に話す内容を手話で練習したり、あらかじめ話したいテーマをいくつか決めて挑みました。 その結果、手話での会話実践を積むために1人でイベントに参加し、いろいろな方と手話べり(手話でおしゃべり)できるようになった次第です。(なつみっくすありがとう!)
まだまだ、ネイティブサイナー同士(手話を母語とする人)の手話の読み取りが苦手で、鍛錬が必要ですが、年末に手話検定1級に合格したことは、1年間の成果物になったのではないかと思います。
【5】フリースクール利用料の助成を請願して市議会で採択された!

我が子は不登校の傾向があり、第三の居場所として、週1回フリースクールに通っています。しかし、フリースクールに通うための経済的負担は大きく、文部科学省の調査によると、フリースクール利用料(月額授業料)の平均は約 33,000 円。通いたくても通えない子が多いことも事実です。
そこで、他の自治体に追随すべく、フリースクールの利用料の助成を求める請願書を市に提出しました。
フリスク利用料の助成を求めて議会で意見陳述をさせていただきました🎤
— バーディー🪽HUC&Üd (@akanetabata) November 29, 2024
不登校の親の会の仲間からも大量に意見やアドバイスいただき5分間しっかり伝えた結果、今日の委員会では無事に採択されました🙌
来月の本会議でも採択されますように! https://t.co/OS3LP6HEZz pic.twitter.com/6O5a2YNuk6
12月の本会議を傍聴したところ、さまざまな討論がありました。どれも本当に興味深いメッセージだったので、拝聴した記録を一部紹介させてください。
<反対討論>
市民の税金を使うのは公平ではない
個人の自由選択を補助すべきでない
平等に教育を受けられないわけではない
フリースクールがないと成長できないわけではない
皆人生それぞれ大変です。皆日々不安と闘っています
本質的な解決策ではないため反対
<賛成討論①>
公立の教育に疑問がある
多様な学びへの行政の投資価値は高い
自由な学びを保障することで開花する子供もいる
素晴らしい人材が将来市から輩出されていくであろう
安心して学べる場を子どもに投資をしていくことは大きい
いずれ税収は上がり地域経済へのプラスの効果がある。
<賛成討論②>
会派一致で賛成だが、市の財政に危機感は持つべき
行政の予算と公助の関係は考えるべき
課題を整理してから実施すべき
扶養控除が受けられない人もいる
税金を黙って納めている独身男性などもいることを頭の片隅に置いてほしい
どの意見もおっしゃる通りです。
結果は、無事に「採択」となりましたが、実際に、助成金をいただける日が来たら「私たち家族がもらったお金はどこから生まれてどのように回ってきたのか」を息子と図解を使いながらしっかり話しあいたいと思います。
わたしの2025年。

さて、2025年の自分はどうする?
決めたことは、3つのテーマで、粛々と行動していくこと。
(1)しっかり働いてしっかり稼ぐ
(2024年は自営業としてなんと過去最低の売上に・・・。母子登校の日数も減ってきたので午前中の働き方改革をしよう!)
(2)しっかり手話学習
(来年のHUC7周年祭の時は、手話で情報保障ができるようになりたい!)
(3)性教育おはなし会を定期開催
(平塚(神奈川)の手話カフェtetoteで、性教育絵本を自由に読める座談会を隔月で行います!)
そして、今年も1年のスタートダッシュは、HUC6周年祭から。
テーマは、「母に翼 」〜自分のために、100年先の未来のために〜です。
NHKの朝ドラ『虎に翼』から得た気づきを未来に生かすため、6周年記念イベントとして「母に翼」というテーマで開催します。
母親がもっと自分らしく「翼を広げる」にはどうしたらいいのか、社会や未来にどんな影響を与えられるのか、一緒に考えてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました