私が歌う理由
改めて考えてみました。
私が歌う理由。
最初私が、ギターを持って歌い始めたのは、中学一年の冬ごろからでした。
当時のわたしは、友達もいて、ある程度恵まれた環境にいたけど、どこか
悲しいような、虚しいような気持ちを抱えて日々を過ごしていました。
同じ時期に、シンガーソングライターのYUIさんがメジャーシーンで大活躍されていて、
当時うちにはテレビがあり、音楽番組つけるとよくYUIさんが出てて、
私は次第に彼女のこと好きになっていきました。
いつしか、私は、彼女のようになりたい と漠然と歌手になる夢を抱いていました。(これは、高校生の文化祭とかでも作文で読んだ記憶が。でも内容は覚えてない。。。)
YUIさんの歌を歌いながら、うまく鳴らせないギターと、うまく出せない声で、ただひたすらに、日々表現できずにいたマイナスの感情を吐き出していました。これはわたしにとって、必要な時間でした。
歌も下手だし、ギターは鳴らないけど、とにかくYouTubeの動画とコードを見よう見まねで、ひたすら大好きなYUIさんの曲を音が鳴るまで鳴らしてカバーして歌っていました。
というか、鳴らなくても、そのまま弾き続けてました
(笑)
ギター鳴らないから、出来ないから、諦める。という発想はすこしあったかもしれません。
でも途中休んだりもしながら、結局ギターを握ってました。
私は、小さいころから、自分の気持ちや感情を伝えるのが下手な子どもでした。
意見を言おうとしても、言えなくて、悔しくて、涙が出た。
今は、わたしみたいなタイプをHSPとも呼んだりするみたいで、こういう同じ経験をされている人がいるということがわかると、少し安心するけど、当時はどうしても気持ちが上手く言えなくて、涙になって、そして更に泣くと人に迷惑かける というのがいやだった。
「他人に私の気持ちは理解されない」という思い込みもありました。
何もかも塞ぎ込んでしまっていたけど、その中で歌や、絵を描いたりして表現することで、わたしは他の人とコミュニケーションができてたように感じます。そういう表現を出来る時間が救いの時間でもありました。
わたしが歌をより求めるようになったのは、同じく中一の冬からでした。
そこからちょこちょこ授業中にノートに作詞をしてみたりしてました。
漠然とですが、歌を作って歌う人になりたかった。
できれば、みんなを笑顔に、元気にできる人になりたかった。
高校卒業して、その日のうちに上京して、ライブ経験を重ねていくうちに様々な気づきがありました。
「わたしはひとりじゃないんだ」ということや、「人の温かさ」。
上京前後から数年前までは諸々あり、自暴自棄だったなとも思うし、
正直、今住んでいる地域のコミュニティーにはじめてお邪魔した時は
本当に塞ぎ込んでいて、何気なくみんなが集まっている場が居心地悪かった。
今は逆になってきてると思います。
いろんな歌を歌ってきて、みんなに聴いてもらってきて、
コミュニケーションを取れるようになってきて、自分の歌が、自分だけのものではなく、誰かの中に残ってくれて、口ずさんでくれること、必要としてくれていること。
思ってるよりも遅い歩行ですが、少しずつ背中を押してくれる仲間ができてきたこと。
歌を通して出会え、繋がれたこと、そのすべてに感謝をしているし、
そういう奇跡の積み重ねに出会えるから、それが好きで歌っているのもある。
大切な人に届けたい。
そして、自分の感じてることを、引き続き、表現したい。
その表現方法が、わたしは歌だった。
なんかわからないけど、休んだりしたけど、結局戻ってきたのはこのスタイルだった。
ライブして喜んでくれる人たちがいたりするのは、私からしたら奇跡でしかなく。
ふと思い出した数年前、初めて東京でのライブに来てくれてた姉が、泣いてたり。
びっくりしたし、何で泣いてたのかは知らないけれど、
さまざまな驚きがある。楽しさがある。辛さがある。でもそれを乗り越えて、また今を作ってる。
ライブは生きるということだなと。
わたしこんなゆっくりライブしてる場合じゃないな。。。とも、
なんか書きながら思ってしまうのでした。
私は生きたいんだな。だから歌ってるんだな。って。
今日のまとめはこんな感じです🍀
ちょっと、読みづらい文だったと思いますが、
読んでくださった方々、ありがとうございました。
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