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メンタルの不調を防げている3つの要因

メンタルの不調での休職や退職――職場や取引先などで耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。 もしくは自分が経験した、という方もいっらしゃるかもしれません。
SNSでも、メンタルの不調を経験している(いた)方の発信を目にする機会も増えてきました。

自分のストレス状況を気軽に測れるWEBサービスなども出てきています。例えば、こちらのnoteで紹介されていた「ストレスマウンテン」 。

私もやってみました。意外と高い数値で驚きです。


知らず知らずのうちにたまっている精神的な疲労。私も社会人になってからの約10年間、一般的な程度(?)のストレスは感じてきたと思います。ただ、幸いなことに、会社に行けないといったような深刻な状況になったことは一度もありませんでした。

思い返すと、10代のころはよくストレスが原因でお腹を壊していたなぁ……20代以降は、そういうことはほぼなくなりました。メンタルが安定していると言われることも多いです。
今回は、私がメンタルの不調を防げている要因について考えてみました。

メンタルを安定させるためにこうした、ということではなく、振り返って考えるとこれがプラスに働いていたのかな?という項目です。
なのであまり再現性はないかもしれませんが、どなたかの参考になれば幸いです。

いつでも雑談・相談できる人が近くにいる

私のメンタルの安定は、つねに話し相手になってくれる夫の存在によるところが大きいです。(のっけからノロケですみません……)

私は社会人1年目の夏にいまの夫と出会い、それからずっと一緒にいるので、私の社会人歴は「夫と一緒にいる歴」とほぼイコール。

夫とは仕事内容も似ていて、たまに一緒に仕事をすることもあり、共通の知り合いもとても多いです。例えばFacebookで見ると、自分のフレンドのだいたい半分は夫とも知り合いでした。

こういった状況なので、仕事関係でのちょっとした不安や人間関係での悩みが出てきても、夫に相談するとなにかしら道が開ける事が多いです。夫はいつも淡々としていて冷静なので、客観的なアドバイスをもらえて助かっています。

個人的には、悩みや問題として認識される以前のちょっとした不安や違和感を、雑談の中で話せる相手が身近にいるということが大切なのではないかと思います。
ストレスを我慢してしまうタイプの人だったりすると、課題が顕在化する段階だとすでに手遅れになっている場合もあると思うので……。

大人になると、用事がない時に連絡を取ったり、友達となんとなく会って話したりということがしにくくなりますよね。
意識して、目的無しに定期的に会って話す友人をつくってみたり、シェアハウスに住んでみたり、という方法で、雑談・相談できる人をつくるとメンタルの状態を良好に保てる気がしました。


約3年に一度の頻度で、環境をリセットしている

新卒で入った会社を約3年で辞めてニューヨークに留学して以来、だいたい3年周期くらいで仕事を変えています。意図した訳ではないのですが、やりたいことが変化していったりする中で、気がついたらそうなっていました。

最近では、約2年前の出産が節目になって、仕事や住む場所などの環境が変わりました。

一般的には、環境が変わることはストレス要因なので、あまり頻繁に変えすぎるのはおすすめしません。ですが、ストレスを溜めやすい人は、「いまの環境を変えることができない」と思って我慢してしまっている場合が多いのではないでしょうか。

そんなに気軽に転職はできない、いまの環境を変えるのは難しい…という方も、部署の移動を希望してみたり、副業をはじめてみたり、社外のコミュニティに入ってみたりという形で、時間の使い方や付き合う人を変えてみることをおすすめします。
世界が広がって、自分がいる環境を相対化してみられるようになると思います。


日記をつけている

不定期ですが、10代の頃から日記をつけています。これもストレス軽減に役立っていると感じました。

日記の効能のひとつは、書くこと自体が「癒やし」になっているということ。人に見せないところで、自由に自分の心情を言語化し、それを文字として読むことで、悩みの質が変わることがあります。少し悩みから距離を取って、自分を客観視できるというか。

もうひとつは、過去の自分の考えが、今の悩みの解決の役に立つということ。昔の日記を読み返すと、いろいろな発見があります。

「あの時はこんなことで悩んでいたのか……いまは全く覚えていないなぁ」
「私はこのパターンでストレスを感じることが多いみたい」

そういった発見があり、読んでいるとなかなか楽しいです。

日記を書くことは現在の自分との対話、日記を読むことは過去の自分との対話ですね。

ちょっと面倒だったりするのですが、日記、おすすめです。


一番の要因は幸運

こうして振り返ってみると、私のメンタルが安定している要因は、かなりの部分、偶然によるところが大きいのではないかと感じました。意図してメンタルのケアをしてきた訳ではないので……特に働き始めの時期にたまたま夫と出会えたのはラッキーだったと思います。

今後もここに書いたようなことは意識しつつ、ストレスを溜めない様にすると同時に、運悪くメンタルが不調になってしまった人がまわりにいたら、気遣いができるようになりたいと思いました。



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