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マメコバチのひみつ
今回は、春のりんご園で活躍するマメコバチについて掘り下げてみます。
マメコバチとは?
マメコバチはミツバチよりやや小さいハチです。
特徴は、①野外での活動時期が1年に1回・1ヶ月弱しかない、②刺さない。
管理がしやすく人間と共生しやすいハチだといえます。
通常は内径6~8mmの穴、特にわら屋根のヨシを巣にして、そこに花粉を運んで花粉団子を作り卵を産みつけます。
穴の中で孵化→サナギ→成虫と成長し、そのまま越冬して春にまた活動を始める、といったサイクルで生きています。
りんごとマメコバチの関係
りんごの受粉にマメコバチを活用しようとしたのは、お隣の鶴田町の松山さんという方で、マメコバチを増殖させ実用化したのが1944年。それから約80年もの長い間、りんご農家を支える大事なパートナーとして今日まで守ってきています。
現在でも津軽地方を中心にマメコバチを用いた受粉が行われており、りんごの花が咲く4月下旬から5月中旬にかけて畑にアシガヤの巣箱を置いて活動してもらっています。
最近はマメコバチの個体数が減ってきているので、なんとかこれからも守っていけるように巣箱の管理などをする必要があります。
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