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「resistance」

昨日、印象的な夢をみた。

野外のベンチで、見知らぬ女性に話しかける。
二人とも日本人と黒人のハーフであるようだった。
「そのピアスどこのですか?私、最近あけたんです。」と言うと、
親しみやすそうな手前の人は、腫れていないか、などと心配してくれる。
その人がふと居なくなり、奥にいたシャイな感じの女性に話しかけると、
「resistance」と言った。アクセサリーのブランド名のようだった。
「戦う。だから手をかけ洗練された良質の武器を少しだけ創る。」
その女性の静かな口調からも同じような強さを感じた。

そこで目が覚めて、そういう在り方からの強さへ
なんともいえない共鳴のような感覚に包まれた。
まさに今、そのような作業に取り組んでいる。

それからふと、友人夫婦の営む店のことを思い出した。
誰もがいろいろ難しい今のこの状況の中で、きっと彼らが
考えに考えたすえであろうそのランチの写真を最初に見た時、
なぜか「闘っている、そしてとても怒っている」と感じた。
それを全て料理の中へと昇華させているのだと思った。
隅々まで丁寧に手をかけて、唯一無二のものを作る、
というかたちで。

夢は何かを示唆しているように感じたので、その店に出かけた。
普段からそうだが、いっそう、1品1品を口にすると驚き、
どこか遠くへ旅をしたような気持ちになった。

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