勝手に図解してみた「atama+」
世の中に数多ある事業・ビジネス・サービスを構造的に捉えられる力を高めたく、昨年から細々と「ビジネス図解」を勉強しています。『ビジネスモデル2.0図鑑』やチャーリーさんのnoteを参考に図解してみたので、自身の戒め…トレーニングのために公開してみる!
今回勝手に図解させてもらったのは、「atama+」というサービスです。
自身が教育学部だったこともあり、このサービスを知ったとき、直感的に「めっちゃいい〜〜!」と感じ、公式サイトに載っている情報を元に友人知人にアドバイスをもらいながら図解してみました。
図解したビジネスについて
「atama+」は、中高生向けAI学習支援システムです。
生徒一人ひとりの学習度やつまづきポイントをAIが分析し、今、この生徒に最低限必要な学習プログラムを作成してくれます。これにより、従来の直線的な学習ステップに基づいて段階的に学ぶ必要が無いため、効率よく学習を進めることができます。中高生向けに全国の塾・予備校で活用されています。
逆説の構造
私がこのサービスをおもしろいと思ったポイントは、先生の役割が変化していることです。AIが個別最適化された学習指導(ティーチング)をおこない、先生は生徒の心理的・精神的な支援(コーチング)を担っています。
「アタマプラス」は、現在は学習塾がメインのようですが、将来的には公教育でも活用され、事務作業に追われ超多忙な先生たちが、もっと子どもと向き合う時間を持てるようになると良いなと思います。
初版図解
こちらが、一番はじめに作成した図解。お金の流れは分かるけど、何が大事なのかよく分からない…
もらったアドバイス
・このサービスで絶対に欠かせない要素をまず上下左右に配置しよう
・配置する要素は、動詞ではなく名詞に統一しよう
・このサービスは誰にとって新しいのか、自分が伝えたいメッセージをシャープにしよう
最終版図解
フィードバックをもらう↔修正する、を何度か繰り返して、最終的に自分が納得できた図解が、こちら。初版よりしっくり!
真ん中上に来るのは、このサービスの直接的なユーザーとは限らず「このサービスができて一番変化が大きいのはだれか?」という視点で学習塾を置いてみました。最も役割が変化するのは、学習塾(の講師)だと思うので。
初めて図解してみて
正確な情報を盛り込みたくなるけど、そこをグッと我慢して整理していくと「自分が一番おもしろいと思っているのはどこなのか?」、つくりながらシャープになっていくのが心地よかったです。1つの正解があるわけではないんですね。。
自分ひとりで取り組んでいるとうんうん唸ってドツボにハマってしまうので、これからもちょくちょく人に見てもらいながら練習したいと思います。付き合ってくれる人募集!興味のある人は一緒に図解オフ会しましょう