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育休中にファイナンシャルプランナー1級を取得した方法【勉強法編①】

こんにちは。2児(5歳+1歳)を育てる育休中ワーママacaneです。

1歳半の娘相手にnoteを書く余裕が1ミリもない日々が続き更新が遅くなりました!

前回に引き続き、育休中にファイナンシャルプランナー1級を取得した経験をもとに学んだ事を書きます。

今回はより具体的な【勉強法編①】です。

育休中に頑張るママパパの少しでも役に立てたら嬉しいです。

真面目に長時間やってはいけない

育休中に資格を取る方法として1つ目は「真面目に長時間やらないこと」です。

学校教育では、「長時間頑張ったら偉い」と褒められてきましたよね。
部活でも日が暮れるまで頑張る事は良い事とされてきました。

「長時間真面目に頑張ること=賞賛される」
ような社会で我らは育ってきました。

でも、育休中の試験勉強は違います!

長時間真面目に頑張ること=崩壊
を意味します。

「いかに短い時間で結果を出すか」

これがほんっっっとうに大切なのです。

なぜなら、子育て中の我らは基本寝不足です。
優先順位が以下だとして
①育児>②睡眠>③勉強

(家事どこいった?)

②も不足しているのに③に多くの時間を割くことは全てが崩壊する危険性を孕んでいます。

私の場合は、長時間頑張って勉強出来た日が続くと
比例して夫へのイライラが増して夫婦仲が険悪になる事がありました。

どうか真面目に長時間やらないで下さい。

したたかに、ずる賢く、最短ルートで受かる事を考える必要があります。

そのために私が合格した年にまず行ったのは
「世の中にある合格体験記をたくさん読むこと」
です。

不合格を経験して、自己流では無理だと分かったので、ネットで検索出来る合格体験記を全て読みました。
10個くらい読んでいくと「試験を攻略する為の共通点」が見えてきます。

その中でも実際に取り入れて良かった考え方をご紹介します。

「みんなが出来る問題を落とさないこと」それだけで充分

難しい試験を合格した人は、細かい所まで暗記して難しい問題も解いたんだ
と思いがちですが、実際は逆です。

私調べでは、正答率80%以上の問題を全て正解すれば合格率10%の試験に合格します。

10人いたら8人の方に入り続ける。

これさえ出来れば合格します。

でも、私が受けたFP1級試験は、実際に問題集でも過去問でも見た事がない問題がばんっばん出ます。

気合いを入れて試験をスタートした途端、次から次へと初見の問題ばかり現れて心が折れる人続出。

でもここで心が折れてしまうと出題側の思う壺になります。
後からちゃんと定番問題が現れます。



では、皆んなが出来る問題を落とさない為には
どうすれば良いでしょう?

それは出題頻度が高いものからやる事!

合わせて
やらない所はどこか研究すること!

出題頻度が低いところは思い切って捨てる(最後の最後の本当に余裕があったらやる)

我ら凡人が難関資格を取るには
最短ルートしかないのです。
(勝手に皆さんを凡人扱い)

出題頻度が高いところを探す為に行った事を以下で説明します。

最初の1ページから始めてはいけない

歴史の教科で、アウストラロピテクスとか卑弥呼が異常に詳しい人いませんでしたか?

私です。

やる気がある最初は細かく勉強し、やる気が尽きたら放置してまた最初から頑張る。

結果的に最初だけめちゃくちゃ詳しくなります。

でも、受験にアウストラロピテクスなんてほとんど出ませんよね。

同じ事が試験勉強でも言えます。

とりあえず1ページ目から始める
ではなく
全体を俯瞰して重要度が高い所から始める
ことがとっっっても大事です。

では試験に出る可能性が高い重要な所はどこでしょうか?
資格によって変わってくるかもしれませんが私の場合は以下で判断しました。

・出題頻度が書いてある問題集を選ぶ
 →出題頻度A〜Cに分けられている問題集を買い、過去問の何年に出たかなどと分かるものにした。

・過去問で配点が高い所、出題問題数が多いところを調べる
 →6科目の中で何問ずつ出ているか
 FP試験でいうと6科目に分かれているうち、1科目目が一番出ない。
加えて同じ問題が出にくく、問題集や過去問が通用しない。
相続と不動産が一番重要。

・問題集から出やすい試験なのか、過去問から出やすい試験なのか
 →勉強を始めた頃、試しに問題集の最初の2〜3問解いた後、同じ問題が過去問で出てくるのか数年分調べてみた。
すると何年遡っても同じ問題がぜんっぜん出てこなかった。この問題意味ないと気付く。

出ない問題ばかりを解いて時間を割く事は不合格を意味します。

私調べでは、FP1級の場合は過去問の方が類似問題が出る傾向にあると知り、過去問を重視しました。

やらなくて良い事を決める

これもまた超重要です。

試験直前には、ほぼ完璧に自信を持って臨む、というのが理想だと思います。
でも、実際にはぜんっぜん自信ないです。
合格した時でも直前は完成度80%くらいです。

問題集の20%は絶対に出来ないと仮定して
それをどこに設定するのかを決める事は自分を合格に近づけてくれます。

私の場合
問題集の重要度がA〜Cに別れていたので、
Cは全て捨てました。

本当に捨てて良いのか過去問3年分を振り返りましたが、本当に出ていなかったからです。

ちなみにこの作業をすると解く問題が減るので、問題集が軽くなって嬉しいです。


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以上が【勉強法編①】になります。

読み返してみるとちょっと自分偉そうだなーと思ってしまいました...。
ですが、どれも「もっと早く知りたかった!!」と思う事を詰め込みました。
少しでもお役に立てると嬉しいです。


次回は【勉強法編②】をお送りします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

世界中のママパパ、今日もお疲れ様です!!



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