女囚閑談 #01|囚人服の女の子に萌えるスレの話
こんにちは、735番こと長嶺茜です。今日も雨浦監獄から私のnoteをお届けします。
今回は獄中記とも小説解説とも違った取り留めのない話をしていきたいと思います。取り留めがなくても女囚関連には変わりありませんが……
雨浦監獄物語の変遷
雨浦監獄物語は主人公である私、長嶺茜が犯罪と縁のない生活を送っていたにも関わらず、ふとしたきっかけで罪を犯し、逮捕、収監され惨めな刑務所生活を送るという話です。
罪を犯した事を悔やみつつも、厳しい罰を受けることを受け入れきれない。そんな葛藤に苛まれながら獄中でウンウン、アンアン、ハァハァしている事についてはまた別のところでお話するとして……
この雨浦監獄物語、現在pixivに投稿しています。しかし、それ以前はブログにて投稿していました。更にブログの前は某巨大掲示板、そのフェチ板の今は無き「囚人服の女の子に萌えるスレ」というスレッドに投稿していました。
今の雨浦監獄物語とは内容が少し違うのですが主人公が私であることや犯罪と縁のない生活を送っていたこと、葛藤に苛まれながら獄中生活を送ることなど大枠は変わらない、雨浦監獄物語プロトタイプといった感じの内容でした。
囚人服の女の子に萌えるスレの思い出
この「囚人服の女の子に萌えるスレ」ですが、古参の囚人服フェチ、女囚フェチにとっては思い入れ深い場所かと思います。女囚フェチの数少ない語り場として当時はそれなりに賑わっていました。
いろいろな方のいろいろな女囚フェチ論が交わされ、多くの共感を呼んだり、個人の強くて譲らない主張が微妙な空気を醸し出したり、良くも悪くもネットワークコミュニティの一時代を築いていましたが、いつしかこのような場所はTwitterを始めとした別のツールに置き換わっていき今では過去のものとなっています。
このスレの特徴は単なる雑談だけでなく、多くの女囚SSが投稿されていたことです。
その中でも特に人気があったと思われるのが午後氏と呼ばれるコテハン(この表現に時代を感じます)によって投下されていたSSです。有名なのでご存じの方もいるかも知れません。
このSSは有志によってブログにまとめられており、今でも読むことが可能です。
雨浦監獄物語の原点
私も非常に印象に残っているこのSSですが、特に思い入れ深いストーリーは午後氏の最初期のSSです。ブログにもまとめられておらず、午後氏がまだ午後と名乗っていなかった頃の話です。
犯罪と縁のない生活を送っていた女性が飲酒運転で人身事故を起し実刑判決を受けるという内容。
執行猶予が出るものと思い込んでいたところからの実刑判決
既決囚になった途端に変わる厳しい扱い
粗末な囚人服への着替え
厳しくとも根は優しい同年代と思われる女性刑務官
冷徹に罰を下すベテラン刑務官
犯した罪を償わなければならない女囚である自分と真面目な人生を送ってきたこれまでの自分とのギャップ
葛藤に苛まれ意図せず反則を犯して懲罰、厳重な拘束具に排泄孔だけの懲罰房、そして惨めな排泄……
他には二本のプラグが生えた貞操帯や最も厳しい女子刑務所への収監の決定などまるで他人のこととは思えません。ストーリーは未完ですが私を描いた雨浦監獄物語の作成に大きな影響を与えたSSです。
えっ、パクリだって?いいえ違います。オマージュです!
因みにアーカイブを確認するとなんと20年前の投稿でした。お、おそろしい……
このSSに影響を受け、私という哀れな女囚が生み出され、そのプロトタイプもまた「囚人服の女の子に萌えるスレ」に投下されたのでした。
今、午後氏はどうされているのか、女囚フェチからは完全に離れたのか、若しくはまだひっそりとこの界隈にいらっしゃるのか。もしコンタクトが取れるのであれば一言だけでもお礼を言いたいです。
あなたのせいで今私は刑務所生活です(泣)
冗談はさておき、ちょっとした思い出話でした。
よし、今回の投稿はこれで終わりっと……
はい、735番ですが、何でしょうか……盗用の嫌疑で事情聴取っ!ちょ、ちょっとまってください、ち、違います、誤解です。そんなつもりでは……(カチャリ)