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ワーキングホリデーに行ってよかった3つの理由|in オーストラリア

海外で働きながら滞在できるワーキングホリデー制度
現在日本では29か国と協定を結んでおり、年齢などの条件を満たすことで利用できます。

しかし、実際には身近に経験者がいなかったり、インターネットで検索してもネガティブな情報が溢れていたりして諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、実際にオーストラリアでワーキングホリデーを経験した私が、思い切って挑戦してよかったと感じている3つの理由についてお伝えします。

挑戦してみたいけれど不安な方は、ぜひご覧ください。

1. 世界を広げられた

オーストラリアでの日々は、私の世界を大きく広げてくれました。
ワーキングホリデーでの生活は時間の縛りがなく、基本的に自由です。
しかし、行動しなければ、見知らぬ土地で路頭に迷うことにもなりかねません。

私の場合、友達が現地に1人もいなければ土地勘もない状態だったので、まずは「人脈作り」から始めました。

「語学学校に通う」「学校のアクティビティに積極的に参加する」「ブログやSNSを見て交流がある場所に行ってみる」など、できることから行動したことで、徐々に情報や人が集まりました。
私はもともと積極的な性格ではなかったため、必死で行動したのを今でも覚えています。

結果、多くの海外や日本人の友達ができ、何かあればまわりの人が助けてくれたので、生活に困ることなく過ごせたのです。

さらに、海外の友達と会話するなかで英語力も各段に上がりました。
今でも、当時の友達とはSNSで繋がっており、英語でメッセージのやり取りも楽しんでいます。

世界中に知り合いができたことは、私にとって大きな財産。

自分のことを誰も知らない土地で積極的に行動し、充実した生活を送れた経験は、自信につながりました。

2. スローライフを味わえた

スローライフを味わえたのも、ワーキングホリデーに行ってよかったと思えた理由の一つ。

Chill(チル)」という言葉を知っていますか?
英語のスラング「Chill out(チル アウト)」が語源で、特に若者の間で「自分の時間を大切にしたい」という思いを表現するときに使われます。

日本にいる間は毎日が同じことの繰り返しで、常に時間に追われていました。
しかし、オーストラリアではスーパーやショッピングモールが夕方には閉まってしまうため、買い物などの用事は早めに済ませるのが基本。
そのぶん、おうちでゆったりしたり、気の置ける仲間と過ごしたりする時間をたっぷり確保できました。

友達に「夕日を見に行こう!」と誘われたのもChillを経験できた良い思い出です。
私が滞在していたパースはオーストラリアの西側に位置し、海に沈む夕日をさまざまな場所から眺められます。
初めて見たときには、幻想的な景色が広がり、吸い込まれそうな感覚になったのを今でも覚えています。

夕暮れ時、コーヒーや軽食とともに静かにその瞬間を待つ。
ただぼうっと眺めているだけですが、目の前の時間を贅沢に味わえる、非常に心地のいい時間でした。

オーストラリアでのChil体験は、余裕のなさが時間に追われている感覚を生み出していたことを教えてくれました。
ほんの少し工夫して自分のために時間を使うことで“今この瞬間を生きている感覚”を体感できたことは、今でも忘れられない思い出の一つです。

3. 固定観念が外れた


オーストラリアでの生活は、自分の偏った固定観念に気づかせてくれました。
海外で生活すると、日本では当たり前だと思っていたことが海外では通用しないという出来事に直面します。

ある日仕事終わり帰宅していたときに乗っていたバスが、道端で急停車。
すると「もう僕の業務は終わりだからみんな降りて」と、乗客全員がその場で降ろされました。
怒る人もいるだろうと思いましたが、みんな小言を運転手に言う程度で、素直に降りていったのです。

あまりの衝撃に、笑いが込み上げてきたのを今でも覚えています。
日本ではバスの運転手が途中で仕事を放棄することなどありえませんし、遅れたらお詫びの言葉があるのは当然。
ただこのときに、その感覚は日本人特有のものだと気づかされました。

オーストラリアは移民が多く、さまざまな国の人が生活しています。
一人ひとりが自分の意見を持っていて、それをちゃんと自己表現していく日常です。

固定概念を外し、違いを受け入れてそのときに自分がどう感じるかが大切だと学びました。

おわりに

ワーキングホリデーを通して、日本では味わえない多くの経験をしました。
もちろん、すべてがいいことではありません。
ただ、オーストラリアでの貴重な経験が、私自身の価値観や考え方を大きく変えてくれたことは、紛れもない事実です。

情報収集しながら行動し、一から世界を広げていくことで“人生の物語は自分で創れる”と身をもって実感でき、自信につながります。
チャンスをつかみとれるかどうかは自分次第。
むしろ、人のことを気にかけている暇はありません。

ぜひワーキングホリデーに挑戦して、一生の財産となる経験をしてみてはいかがでしょうか。

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