ぶちまいたごま油から学んだこと
数日前のある夕方。
だらだら過ごしているわたしに
「夕ご飯はいつ作るの?」と聞いてくる彼。
「作りたくない〜わたしの代わりに作って!」と聞くものの、
「夕ご飯は君が作るって約束したじゃん…」と。
そう、この日は彼が朝ご飯を、わたしが夕ご飯を作ることになっていたんです。
こんな約束めったにかわさないのですが、この日は朝からやる気がなかったわたし。
彼に「夕ご飯はわたしが作るから朝ご飯は作って!」とお願いしていたことを彼は忘れていませんでした。
しばらくのあいだ「お願い作って!」「約束とちがう!」と言い合いが続きました。
が、19時を過ぎてもソファから離れられないわたしに、しびれをきかした彼が「ぼくも手伝うから」と言ってくれたので、一緒に作り始めることに。
彼が野菜を切りはじめたので、わたしはフライパンを温めてごま油を引くため、棚から取り出そうとしたそのとき…
『ガッシャーーーーーン』
手がすべり、持っていたごま油を落としてしまいました。
今日は、そんな「ぶちまいたごま油から学んだこと」をここに残しておこうと思います。
▼今回、犠牲になって大事な学びを教えてくれたごま油はこちら
(オーストラリア在住の方はColesなどで買えますよ)
ごま油にイライラするわたし
ぶちまかれたごま油。
キッチンはそんなごま油のにおいで充満。
いつもなら食欲がそそられるごま油のいいにおいも、このときばかりは恨みそうになりました。(ごめんね、ごま油)
100%わたしのせいで、起こったできごと。
それなのに、「最悪、仕事増えた」と自分とごま油、そして彼にイライラするわたし。(本当ごめん、ごま油、そして彼も)
ケチらずにUber Eatsを
「だから料理したくないって言ったのに〜」と子供のように言い出すわたし。
このとき思ったんですよね、「ケチらなきゃよかった」と。
わたしケチなんで、基本的にウーバーイーツはもったいなくて頼めないんです。
でもこのときばかりは、後悔しました。頼めばよかったと。
気が乗らないときはやらない、料理をしたくないときは作らない、やる気がない日は無理して頑張らないほうがいいと学びました。
起こったできごとへの考え方
ぶちまいたごま油と割れた瓶の片付けをしながら、ふと思いました。
「まだたくさん残っていたのに…」
「なんでよりによってにおいが強いごま油なの!」
「冷蔵庫の下までガラスの破片がある…」と。
でもそれと同時に
「新品じゃなくてよかったな」
「スーパーですぐ買えるごま油でよかった」
「床掃除になったかも」と。
「ごま油をぶちまいた」というできごとに対してネガティブに考えることってすごく簡単。でもポジティブにとらえたほうがトクする気がしました。
(ケチなわたしはトクという言葉が大好きw)
それにイライラしている自分よりもケラケラ笑っている自分のほうが幸せです。
どうせ同じ時間を過ごすのなら、ポジティブなわたしでいたほうが断然いいなぁと学びました。
もっと悪いできごとを想像する
ごま油の片付けと夕ご飯の準備が無事に終わり、食事中に彼とこんな会話になりました。
「においが独特なフィッシュソースじゃなくてよかった」
「カーペットにこぼすよりはマシだった」
「ガラスでケガしなくてよかった」
「病院行くことになったらもっと大変だった」と。
今回起こったできごとよりももっと悪いことを想像してみたんです。
そしたらなんだかわたしの身に起こったことがちっぽけに感じました。
「比べることは良くない」だなんてよく聞くけど、自分の身に悪いことが起こったときはもっと悪いことを想像し、とことん比べてみる。
そうすることで、「あ〜これだけで済んだわたしは超ラッキーだったな」と思って気持ちがラクになるなら最高です。
想像するのはタダなんで、やらなきゃ損!
▼タイ料理などによく使われるフィッシュソース。
ポジティブ思考を身に付けたい
ポジティブな考え方を身に付けたい!でもどうしたらいいかわからない!という方は、こちらの本がおすすめです。
さいごに
今回、犠牲になって学びを教えてくれたごま油に精一杯のありがとうを込めて…
いただいたサポート代はお菓子代に使わせていただきます🥺❤️