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夏本番 文から文 はるのことわり

 王者の風格を感じる蝉の鳴き声がする。若い感じの蝉の鳴き声は数日前に聴いていた。

 前説が終わって夏本番か。

 何かしらをすぐ芸人の単語に落とし込んで考える回路がひとつ出来ているのは、世界を広げているのか狭めているのか。居れる世界があるだけいいのか。


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 頭痛薬を飲んだあとにおとずれる凪。

 漢字でも書けるものを平仮名で書いていると二つ目の意味を探してしまう。

 ひらがな は平仮名ではなくひらがなと書きたい。

 五七五のリズムに乗せて書けそうと思って指を折る癖がつく

 爪が伸びている、と気になるのがいつも夜で、毎度「親の死に目に会えない」という迷信を思い出しながら切る。由来を調べたらいくつもあった。風呂上がりの爪が柔らかくなっているタイミングで切るのが爪にとっていいそうだ。風呂上がりの爪が膨張した状態で切ると深爪を引き起こしてしまうというのも出てきた。何かを調べるといつも真反対も出てくる。真反対のようで真反対ではない。風呂上がりに深爪にならないように切ればいい。

 風呂上がりほかほか時間になるべくやったほうがいいことをすべてやろうとすると、風呂上がりほかほか時間におさまらない。肌の保湿・髪の保湿・髪を早めに乾かす・ストレッチ・水分補給。風呂から上がりコップに入れておいた水を飲んで顔にパックをつけてタオルドライした髪にヘアミルクをつけて髪を乾かしながらあちこちの筋肉を左右対称で伸ばす。でいいのか。髪が短くなった今なら出来そうな気がする。利き手ではないほうでドライヤーを扱うのは難しい。それも左右対称のストレッチに含まれる気がする。


 「ストレッチパワーが ここに たまってきただろう?」

 と言っているストレッチマンを思い浮かべたときの『ここ』は、体の側面。



 おとずれるが音ズレるとも読める。平仮名と漢字で書くとむず痒さがある。ひらがなは平仮名ではなくひらがなと のリズムが五七五っぽい。折った指の爪が今は切り揃えられているけれど爪を切りたくなるのはいつも夜だ。風呂上がりにやったほうがいいことって多いよな。ストレッチマン。

 文をひとつ書き、その文から思い起こされたことを文にする。またその文から思い起こされたことを文にする。というのをやってみた。


***


 ハチカイ警備員さんと飲みに行った。

 そのときのnote

 はる という季節の広さ高低差によるふたつの景色とひとつの視点。

 あの横顔とタイトルと「良いらしい」とだけ知っていたゲームをお薦めして、私も次の日やった。良いきっかけ。

 お薦めしてもらったゲーム、やっている途中です。良いきっかけ。



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赤嶺総理
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