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“が”と“も”で変わるお題の世界

大喜利配信を観ていたときに。

【ニューヨークではこんなことも流行っている】を「ニューヨークではこんなことが」と復唱されて、そのお題を出したZAZYさんが「こんなこと“も”!」とすかさず訂正していた。

【ニューヨークではこんなことが流行っている】

【ニューヨークではこんなことも流行っている】

は、少し違ってくる。

“が”だと、主で流行っていること。

“も”だと、主で流行っている横で流行っていること。

【ニューヨークではこんなことも流行っている】

のほうが、ベタすぎる答え(≒ただの事実)を省略でき、お題から想像される世界の隅っこに目を向けやすく、とんだ答えの面白さを濁す「それが流行るわけがない」の冷めを感じにくい。とんだ発想を答えたらしめるようギリお題に沿わせている。(ベタすぎる答えだからこそ面白いときもあるのはまた別の話。)

「そんなんどっちゃでもいい。」

が、大半であり正しい。

気にするのがいい。ではなく、気にするのもいい。

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赤嶺総理
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