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公募川柳に投句する人。一児の働く母。 主な受賞に、セリア川柳2022グランプリ、第1…

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公募川柳に投句する人。一児の働く母。 主な受賞に、セリア川柳2022グランプリ、第16回オタク川柳大賞、第33回伊藤園新俳句 都道府県賞など。 川柳について自分の思ったこと・考えたことを言語化したくてnoteをはじめました。

最近の記事

公募で元気が出ない時に触れたい、「主人公が創作している系」作品

この間、少し前に書いた、落選した時に【前半】すること、【後半】しないこと、を読み返して思った。正論すぎる。正論過ぎて、AIが書いたのかもと思った。(私が書きました) 最近話題のMBTI(性格診断)に「高圧的で無神経」と書いてあって「その通り!!!」って思ったのだが、何というか、まさに人の弱さに対して無神経なところが出てしまった気がする。 真に落ち込んだ時、人間はショックをエネルギーにはできないし、我が道に行くことはできない。川柳を詠む元気が湧いてこない。それが普通。という

    • 公募川柳「について」考える時間VS公募川柳「を」考える時間

      今日はもうタイトルが全て…。兼ねてより「トレードオフ」が大切だと自覚している分、「全部はできない」「全てを手に入れることはできない」「優先順位が大事」と思ってきたし、そう発言してきた私だけど、完全に、公募川柳「について」考える時間VS公募川柳「を」考える時間 の構図になっているというお話。 ちなみに、書かなくても分かるかもだが、 VS ということだ。 いや、本来その2つって2項対立するものじゃなくない、と思った方、鋭い。私もそう思っていた。 まずこのnoteを始める

      • 公募に受賞して友人に報告したら本気で心配されてしまった話

        私の本業は公募川柳なのだが(違います会社務めです)最近になって、今まで取り組んでこなかったジャンルの公募にチャレンジしてみた。全てが手探りなのだが、その戸惑いさえも初めてのジャンルの新鮮さに感じられて楽しい。で、その初挑戦したジャンルの結果のメールがきて、どうやら私は入賞したのだった。ビギナーズラック万歳。 嬉しくなった私は、その入賞を学生時代の友人に話した。タルトが有名なお店で久しぶりに一緒にお茶をした時だった。 「えーすごいじゃん、おめでとう!賞金ってどのくらい?」

        • 金鳥川柳を語ろう!

          夏と言えば蚊取り線香、蚊取り線香といえば金鳥、つまり、夏と言えば金鳥川柳!笑 ということで、本日は金鳥川柳について思う存分語りたい。 金鳥川柳とは金鳥川柳とは、KINCHOでお馴染みの大日本除虫菊株式会社が主催する「金鳥生活 川柳選手権大会」のこと。2001年にスタートしているので2024年で24回目!歴史を感じさせる公募川柳の一つだ。テーマは金鳥製品。2024年は全13製品がお題だが、毎年お題となる製品はそこまで変化がない。しかしながら、ネタ切れにも負けず、毎年レベルの

        公募で元気が出ない時に触れたい、「主人公が創作している系」作品

          願いを積極的に口にする!!してみた!!!

          タイトルセンスが皆無過ぎて、何だか勧誘?なタイトルで始まってしまってしまった。勧誘ではないので安心してほしい。今日はよく言われる「願いは口に出すと叶う」がテーマ。 人によって意見は分かれると思うが、私はこれ、結構信じている。なんで口に出すと叶うのか?私なりの見解と2024年もぬるっと下半期に来ているので、私の今の公募にまつわる今の願いを。 なぜ「願いを積極的に口にする」と叶うと言われるのか私なりに考えてみた結果、以下の2つのパターンが考えられた。 ① 発言⇒願いを叶える

          願いを積極的に口にする!!してみた!!!

          暗合句について語ろう!

          ***** 先日の振り返り記事で、「あれもこれもまだまだ書きたいテーマがあります!!!」と鼻息荒く息巻いていたのに、書けず仕舞いでした。ハードルを上げ過ぎるのも良くないですね笑 ***** 公募川柳を提出するにあたって「募集要項」を確認していると、必ずといっていいほど、下記のような文章に出くわす。 今日はいわゆる暗合句をテーマに個人的に考えたことをお話しをしていきたい。 暗合句とは「暗合句」とは先ほどの「類似句や先行作品と同一句(いわゆる暗合句)」という言葉からも分かる

          暗合句について語ろう!

          ワーママがトレードオフを忘れる瞬間~落合式イタリアンと在宅おひるごはん~

          どうも、私はワーママ2年生。相次ぐ風邪・感染症でピカピカではなくボロボロの1年生を無事終えた、育休復帰2年目。 最近思うのは、やっぱり全部を手に入れることはできない、ということだ。別に悲観しているわけではない。事実として、自分という入れ物に①仕事、②家事、③育児、④ライフワーク(川柳)、⑤健康をぶち込むと、どこかで調整の必要が出てくる。 例えば、在宅の昼休みを削って②家事をすれば家の中はキレイになるが、私は⑤休憩が取れず疲弊する。夜の寝かしつけを終えて、そのまま一緒に寝て

          ワーママがトレードオフを忘れる瞬間~落合式イタリアンと在宅おひるごはん~

          noteを7本書いてみての今の率直な感想

          4月に人生で初めてnoteを書いてから、前回の記事で7本となりました!わーい!中途半端!!笑 正確には「まだ7本」なのだけど、自分を甘やかして「もう7本」ということで、今回はここまでの感想記事です。 ■個人でやることのスピード感と孤独平日はひとりの会社員として働いているわけですが、一つの物事を社外に出すためには、それは多くの稟議を通さないといけないし、レビューを挟むわけですよ。組織として意思決定をしているのでね。 もし私のnoteが企業の企画であれば、「そもそも誰が想定読

          noteを7本書いてみての今の率直な感想

          実感句について語ろう!

          川柳を詠むのも好きだが、人の作品を読むのも大好きだ。読んでいくなかで、ハッとさせられる表現に出会ったり、その句の瞬間的に良いなと感じた部分をなんで良いと思ったんだろう、と言語化しようとしたりするのも好きだ。 そんな、人の句の良さを伝える言葉の一つとして、「この句は実感がこもっていて素敵ですね」という言い方がしばしば用いられる(し、私も使っている)。 人は何をもって、「この句は実感句だなあ」と感じるのだろう。 今回は、実感句をテーマにしていきたい。 ■そもそも実感句とはな

          実感句について語ろう!

          【後半】公募川柳と落選~落選したときしないこと~

          前回のnoteで「落選したときにすること」を書いた。 今回は後編。「落選したときしないこと」について。 ■落選したとき、しないこと落選した時に私がしないこと、「主催者へ文句を言わない」というような当たり前な内容を除けば、1つだけ。 「自分と他人を比較する」ことだ。 ここでいう比較は作品の比較ではなく、人との比較だ。つまり、Aさんと自分の比較。Aさんに負けて悔しい、とかAさんに比べて自分は。。とかの話だ。前回話した通り、「負の感情は、自分を動かすエネルギーにもなるのだか

          【後半】公募川柳と落選~落選したときしないこと~

          今年でお別れとなる公募川柳

          定例となっている公募川柳で季節を把握している節がある。 春はエコカレンダー。自分の応募作がカレンダーに載るかそわそわ。暑くなるにつれて、エアコン早期点検・除湿器などがテーマの川柳が増えていく。金魚川柳や箸川柳。秋からグッと公募の〆が増えて、各地域の地元サラ川で盛り上がる。冬はオタク川柳・セリア川柳などビッグタイトルが目白押し。その年の流行語と相まって、時事川柳の楽しさ大爆発の年末を迎える。 そんな風に季節を教えてくれる、恒例公募川柳の一つが今年で最終回を迎える。 とても

          今年でお別れとなる公募川柳

          【前半】公募川柳と落選~落選したときすること~

          『公募川柳』で受賞するのは嬉しい。ホームページに自分のペンネームと共に受賞句が載っている。受賞理由や評が書いてある公募だと喜びはまたひとしおだ。「そんな風に感じてくれたんだ!」「そう、それが伝えたいことだったの!!」等、句を通して、選んでくれた人と心を通わせられたような、そんな気持ちにもなる。そして、賞金や賞品を頂くのも、もちろん嬉しい。(特に私は家電が嬉しい。ほぼ毎日使うし、使うたびに、その公募川柳を思い出したりもできるからだ。) でも、「受賞する時がある」ということは、

          【前半】公募川柳と落選~落選したときすること~

          年齢にまつわるエトセトラ~公募川柳と受賞者の年齢と~

          疑問からの今日のテーマ公募川柳において、どこまで応募者の情報を開示するかは、主催者の判断に委ねられる。(応募規約などで応募者に事前に許可が取られる)入賞時に掲載される情報としては、「①受賞句、②ペンネーム(または本名)、③居住地(県や市まで)④年代・年齢、⑤職業」とあった時に、①②はマストで、③④はそこまで掲載する公募川柳はそれほど多くなく、⑤はそれ以上に少ない印象だ。 公募川柳において、募集テーマと受賞者の属性(ここでは特に年齢)にはある程度関わりが見られるのだろうか。2

          年齢にまつわるエトセトラ~公募川柳と受賞者の年齢と~

          「公募川柳」に関するnoteを始めます

          「公募川柳に関するnoteやりたいな…」と今年に入ってから、ふとコーヒーを飲んだ時に思ったのだが(天啓?)年度末の忙しさに追われてすっかり忘れていた。 そしてすっかり忘れていたことを、またもやコーヒーを飲みながら思い出したのである。(天啓?) 「公募川柳」の楽しさ面白さを語るにはXでは足りない。「この川柳大会、こういうとこがイケてて最高だよね!」とか「モチベ下がったとき、どしてる?」とか「句数制限あるのと無制限のは戦略変わるよね」的な、公募川柳にまつわる話をしたい。 と

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