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埼玉スタジアム2002 ビジター席種紹介と割り振りについて
埼玉スタジアム2002は、2001年開業した63,700席収容のアジア最大級のサッカー専用スタジアムです。浦和レッドダイヤモンズ(以降浦和レッズ)のホームスタジアムとして使用され、2001年10月13日Jリーグ浦和レッズ対横浜F.マリノス戦がオープニングゲーム。それから20年以上の月日が経ち、Jリーグやサッカー日本代表戦など数多くの試合が行われ数々のドラマが生まれました。そんな埼玉スタジアム2002(以降埼スタ)をホームスタジアムとする浦和レッズのサポーターは、毎試合数多くのサポーターが詰めかけビジターサポーターを圧倒させる雰囲気を作ります。埼スタのビジター席は2種類あり、ビジター自由席とビジター指定席。14年まではビジター自由席のみでしたが、15年からメインアッパー南側にビジター指定席が誕生。特にビジター自由席は人気の席種であり、関東圏のチームはチケットは完売するケースも。ビジター自由席は実は対戦相手によって座席の振り分けはさまざま。ビジター自由席を中心にビジター席の座席の振り分けを解説していきます。
ビジター自由席
南ゴール裏スタンドメイン側に位置します。試合中は立って応援するサポーターがほとんどです。価格は大人2,400円、小中高生900円。
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ビジター自由席の通常モードの割り振りです。座席数は約2,500席。埼スタの収容人数63,700席のうちの約2,500席と考えるとかなり少ないイメージがありますが、実はパナソニックスタジアム吹田のビジター自由席フルモードとほぼ同じ座席数。そのように考えると決して少なくはない座席数だと感じます。ただ埼スタがレッズサポーターで満員になると2,500/56,000。かなり圧倒されますが勝利した際の喜びは他のスタジアムに比べ格別ですね。
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ビジター自由席の最小モードの割り振りです。座席数は約2000席。かなり狭いです。主に九州圏の対戦チームの際に使用されるモード。ただ近年は九州圏のチームの際にも通常モードでの割り振りがほとんどで、現在は最小モードでの割り振りは滅多にありません。直近では23年8月18日の浦和対名古屋戦。ただこの試合の数週間前に天皇杯で両チームの対戦があり、両チームのサポーター間での騒動があったため、安全面を考慮され最小モードでの割り振りとなりました。
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ビジター自由席の最大モードの割り振りです。上段下段ともに3ブロック使用され、座席数は約3,000席。ここまでの広さとなると他のスタジアムのビジター自由席の席数とほとんど変わりません。主に鹿島戦で使用されるモードです。約3,000枚もの販売ですが鹿島戦のビジター自由席のチケットは即日完売。鹿島サポーターはやはりカシマスタジアムより埼スタに行く方が近いのでしょうか。残念ながら人気の鹿島戦でも現在はレッズ側のゴール裏席であるホーム自由席が完売する試合が18年以降(コロナにおける観客制限があった20年,21年除く)ないため、ビジター自由席が即日完売なら上段下段共にもう1ブロック少し広げてもいいのかと思います。過去には上段下段共にもう1ブロック追加されていた試合もありました。
現在では使用されなくなったモード
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柏レイソルリーグ優勝試合
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この座席数を埋めた新潟サポ凄すぎます
ビジター指定席
15年に誕生した席種でありメインアッパー南側に位置します。試合中は立ち応援は禁止されています。価格は大人3,100円、小中高生1,350円。
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ビジター指定席は関東圏のチームと新潟戦とガンバ戦は完売するケースがありますが、他のチームだと空席もちらほら見られます。売れ行きはビジター自由席の方が早いです。少しピッチからの距離は遠いですが、座ってゆったり応援したいそのようなビジターサポーターにおすすめな席種です。
まとめ
ビジター自由席は対戦相手によってですがモードが変わりますが基本は通常モードでの割り振りです。15年以降は最大モードよりもビジター自由席の座席数が増えたことがないです。100%観客収容可能となった22年以降(声出し応援時の収容人数の50%制限時除く)のホーム自由席完売は23年ACL決勝戦のみでその他試合は完売なし。コロナ禍において多少なりとも経営難に陥ったことから少しでも収益面を得たいと考えると、鹿島戦、新潟戦、FC東京戦、川崎戦、マリノス戦は最大モードでの割り振りで良いのではないかと思います。上記のチームならおそらく完売するでしょう。