全国100ヶ寺参詣の旅【20日目】つぶやきノートと出会う。
ありがとうございます。いろいろとバタついてしまい更新が遅れましたが、無事に生きております。早いもので旅も20日目を迎えました。慢心せず、遜りすぎず、今後も進んでいきたいと思います。
今回は旅らしい話になります。岐阜県のお寺にお参詣した後のこと。夜中です。近くのコインランドリーを訪れました。4日に一回は洗濯をしなければ服が間に合わないので、地方のコインランドリーには毎回お世話になっています。
洗濯の待ち時間は主にSNSの更新を行なっていますが、今回はとあるものを見つけました。それは「つぶやきノート」です。雑誌に紛れていましたが、存在感のあるノートに思わず手に取って読み始めました。
中身を見ると訪れた人がお題を問わず、最近の出来事から悩みまで何でも書き込めるノートでした。「スズねさん」という発案者が書き込みに返信するようになっていましたが、どれも心温まる内容ばかりでした。(投稿の許可も頂きました。ありがとうございます)
地元お勧めのお店や、その季節ならではの話題まで内容は様々で、私のように地元民でない方の書き込みもありました。人と人を繋ぐ手段は沢山あるんだなぁと一人で感心していたところ、「スズネさん」のある書き込みが目に止まりました。
確かに。。と頷いていましたが、私が微笑ましくノートをめくっていた理由は「誰も批判しない」ところに要因があったのだと思います。
普段からSNSと共に生きているような私達ですが、無差別に人を罵倒し傷つける書き込みを見つけてしまうことは多いのではないでしょうか。どんな投稿にしても、人の心に傷がつくような内容は載せていいものではありません。
そのような投稿を当たり前のように目にするようになった今だからこそ、今回のスズネさんの言葉が目に止まったのだと思います。
このように心が温かい方が世の中に1人でも増えればいいなぁと簡単に考えますが、この旅を振り返ってみると、毎日「スズネさん」のように心優しい方とお出会いしています。
御信者は勿論ですが、宗外の方でもそうです。進入禁止の道をジェスチャーで教えて下さり、何食わぬ顔で誘導して下さる方。狭い道で車が挟まり、立ち往生している時に脱出を手伝ってくれた方(車関係ばかりですね)
旅を始めたからこそ、今まで出会ったことのない人々と毎日お出会いし、別れ、刺激を頂いています。優しさに触れることも、厳しい一面に遭遇することも、旅ならではですね。いろんな方にお出会いする事で成長した気になった自分がいますが、慢心にならぬように気をつけます。
今回はとあるノートに元気を頂きましたが、今後はどんな形で刺激を頂けるか楽しみです。厳しいことの方が多いでしょうが、毎日少しの成長を感じながら進んでいきたいと思います。
今回も読んで頂きありがとうございました。