初恋VS赤いたぬちゃん その3

もはや、えてして、どーも僕です。

ヒカキンの動画更新より待ち遠しいと言われている、

初恋シリーズの続きその3です。


前回までのあらすじ


赤いたぬちゃんがへへっ、へへっ、と鼻垂らしてたら

ズキャーンってなってピヨピヨドキドキってなったので

麦わら帽子をかぶり、三つの剣を振りかざしたトナカイであるKと

ワンピースを求めて、淡路島を旅することに決めたのだった!


注)その3から見た人は是非このあらすじを信じて読んでみてください。


ではどーぞ。


あまりにも深い恋に落ちた赤いたぬちゃんは

誰かにそれを打ち明けたくて、

中学からの友達Kに相談することに。


Kと二人、赤いたぬちゃん邸にて会議。


赤いたぬちゃんは、今の状態が苦しいこと、

どうすればいいか悩んでいることを

Kにすべて打ち明けた。


たぬ「それがさぁ、ウーでさぁ、なんと、ヨーってなって、

しかもしかも、キョクってことがわかって、

セツって感じなんだよねぇ。だからさ…


K「告るしかないじゃん」


はやっ!

Kのくせに決断はやっ!


俺が何か月も悩んで出した答えを

かぶせ気味で答えやがった!


たぬ「いや~でもキノコと一度も話したことないのに無理じゃない?」


キノコとは、赤いたぬちゃんが恋している女の子です。

オシャレきのこヘアーだったので。イメージはこんな感じ。

きのこ初恋VS赤いたぬちゃん

注)赤いたぬちゃんは指が5本あるとは思えないほど絵が下手です。

これは真剣です。キノコはこれの5兆倍可愛いです。


たぬ「それに、もしかしたらキノコに彼氏とかいるかもしれな…

K「それでも告るしかないだろ」


はやっ!

だからイチイチかぶせてくんなよ、Kのくせに!

成績優秀なくせに!山に住んでるくせに!


注)赤いたぬちゃんは少し口が悪いですが、

Kとは一緒に住んでいたことがあるぐらい仲が良いです。


K「どうしても無理だったら、手紙渡せば?」


ピカーン!赤いたぬちゃんはKの言葉で閃いた!

たぬ「K!俺、良いこと思いついた! 手紙渡せばいいんじゃね?」


それからというもの赤いたぬちゃんは

ハガキ職人で培った文才をフル動員し

いわゆるラブレターを考えまくった。


ラブレターマニュアルなんて無いので

ラジオのコーナーで考えたネタ帳を引っ張りだし

何か使える言葉はないか探したけど

ネタ帳には下ネタと見栄晴の悪口で埋め尽くされていた。

もちろん1文字も使えなかった。


そんなこんなで苦悩しながら文章を考えているうちにまた何日も過ぎたけど、

毎朝、キノコに会うのはやはり

楽しかった。

それだけのために産まれてきたような気がした。


つ・づ・く

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