ドキュメント フジテレビ崩壊
フジテレビが未曾有の危機に陥っている。CMは続々と差し替えられ社員の顔は一様に暗いという。港会見の裏側、そして語られていない中居スキャンダルの一面、大企業が続々とフジテレビから逃げ出したワケーー。近年まれに見るメディアスキャンダルの全貌を徹底レポートする。
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〇稀に見るダメ会見
フジテレビ社長が17日、記者会見をしました。文春の取材には何度も「事実はありません」で言いいながら会見をしなかったのに、外資株主のダルトンが激怒していると表明したらそそくさ会見を始めるのだから、泥縄式の対応です。
案の定、会見は大不評でCMが次々と離れ、フジテレビは地方局レベルのCM数となっているのではないでしょうか。経営者が駄目だと、ここまで会社に深刻なダメージを与えるという1つの前例となったのではないでしょうか。
改めて会見を掘り下げる前に、文春の続報について再検証をしたいと思います。
16日発売の週刊文春で、中居正広「9000万円女性トラブル」新たな被害者が爆弾告白「私もフジテレビ編成幹部によって“献上”された」という記事が出ました。この記事によって港社長は追い詰められたということが出来るでしょう。
〇文春が提起した2つの問題
文春記事は大きくわけて2つの問題を提起しています。
2021年冬に行われたハイアット飲み会。A氏と中居氏、タレントがいるスィートルームに、半ば騙し討ちのような形で女子アナが呼ばれる。A氏は女性をタレントに預ける形でホテルの部屋から出て行く→つまり女子アナが献上されそうになった、という問題です。
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