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Good Friends

ダリオ・アルジェントの映画の主人公は孤独だ。だが、それと同時にひとりではない。と書くとわかりにくいが、『わたしは目撃者』のアルノとジョルダーニ、『サスペリアPART2』のマークとジャンナ、『サスペリア』のスージーとサラ、最新作の『ダークグラス』でいえばディアナとチン。良きバディがいるのだ。

『サスペリア』のスージーとサラのイメージ(絵は筆者)

でも、最後にはひとりになっていく。(という感じがする。)

ダリオ・アルジェントの映画はハッピーエンドかバッドエンドかと問われれば、まあハッピーエンドだろう。殺人鬼は死に、主人公は生き残る。だけれどエンディングにはなぜだか孤独感が残るのだ。

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