アルコールがダイエット目標達成をほぼ不可能にさせる理由
みなさんこんにちは、はるです
私のnoteでは下線部に参考文献を埋め込んだ学術論文に近いものですが、疑問に思ったら下線のリンクに飛んだり、ご自身で調べてみてください。私のnote文献ベースの根拠のあるnoteですが、全て鵜呑みにせずあくまで一個人の意見として捉えてください。
はじめに
コロナ禍によって知人と付き合いでお酒を飲むことがなくなり、私自身がとても健康を感じることができた、というお話は別の記事でしました。結局のところお酒を控え、カロリーや糖質制限、そしてこまめな運動によって3ヶ月で10kgの減少に成功しました。
では医学的にどれほどアルコールは私の体に多くの影響を与えたのでしょうか。
本格的に体調を整えようとするなら、アルコールを大幅に減らしたり、完全に断ったりする方が、いくつかの理由で大きな助けになることをまとめていきます。
アルコールは代謝を低下させる
私たちの体は通常、脂肪、炭水化物、タンパク質の3つをエネルギー源としています。そのため、多くのダイエット健康法では、この3つのエネルギー源の組み合わせに注目し、適切な量を燃焼させることで、適切なダイエットを実現しています。
また、意外と知られていませんが、エタノール(お酒に含まれるアルコールの一種)もエネルギー源になります。このエネルギー源は、肝臓でさまざまな酵素を使って分解されますが、毒性が強いため、体内の他の代謝プロセスよりも優先されます。
そのため、お酒を飲むと、体は脂肪や炭水化物の分解に使っていたエネルギーを、体内のエタノールの分解にできるだけ早く効率よく回すようになります。お酒を飲んだ翌朝のだるさや膨満感とは対照的に、お酒を飲まずに運動した数時間後には、体がすこしスリムになっているのはこのためです。
お酒を飲むことで体は肝臓の酵素を使ってエタノールを体外に排出することに集中しているため、脂肪や炭水化物からカロリーを消費するためのエネルギーを充てることができないのです。なので飲み会の翌朝、飲んだ分のカロリーを消費して体重を減らそうと一生懸命運動しても、結局は代わりに体内に充満していたエタノールの毒素を排出しているに過ぎないのです。運動自体は体にとっては大切なことではありますが、お酒を飲まない場合と同じように体重を減らすことができなくなってしまいます。
お酒には糖質や炭水化物が多く含まれる
どんなお酒を飲みたいかにもよりますが、アルコール飲料には糖分が多く含まれている可能性があります。仕事終わりの一杯や、いつもの土曜日にラム&コークを飲むことはにより、自分では気づかないうちにどれだけの砂糖が加えられているか私たちは気がついていません。アルコール飲料に、飲み物にどれだけの砂糖を入れているかを伝えることを法律で義務付けられてないことも理由の一つかもしれません。バーでたくさんの飲み物を飲む前に砂糖について考えていないことが多いです。
ここで、ひとつの神話を紹介したいと思います。それは、「アルコールは体内で糖分にならない、太らない」というものです。これは、アルコールのカロリー消費は速いからだという理由を付け加えてよく言われる神話です。
実際突き出たお腹でビールを片手にした神話の語り手を私は何人も見ました。おそらく『ビール腹』という言葉とその現象は、その神話を唱える人たちにとって怪奇現象の一つなんでしょうか。
上記の見出しでいう『毒性が強いため、体内の他の代謝プロセスよりも優先される』という点のみを切り取ったアイデアかもしれませんが、説明した通り、アルコールは代謝低下に関係しています。そして多くのビールにはかなりの量の炭水化物が含まれており、栄養のないカロリーを摂取することで、筋トレの成果を予想以上に損なってしまう事実にも目を向けてください。
典型的なビール6本パックの場合、約918キロカロリーとなります。これは、チーズピザを6枚を食べる(982キロカロリー)のと大差ありません。体に役立つ栄養素を摂取せずに、悪いものばかりを摂取していることになります。ワインなどビール以外を飲むことで、このような事態を避けることができたかもしれませんが、最後の理由は、おそらく最も明白で、最も刺激的な辞めるべき理由となります。
アルコールは他の多くの決断につながる一つの間違った決断
今年は最高の体調を整え、筋トレでもしてを体を次のレベルに引き上げようと決意したことはありますか?
これはある週の私の怠けたスケジュールです
月曜日になると、何があってもジムに行くぞと意気込みます。金曜日になると、今週は一度もトレーニングを休んでいないし、調子も良いので、とてもワクワクします。金曜日の午後になると、知人が私をバーに誘ってきたので、一週間の出来事を話したり、雑談をしたりしました。土曜日の朝、ワークアウトのために起きなければならないことはわかっているが、午前10時までに到着できれば問題ないと考える。
ただ、寝坊しないように夜10時までにはベッドに入らなければならないので、ビールを1~2本飲んで夜7時までには帰宅する、そんな予定がずれていきます。午後7時が午後9時になり、最終的に午前1時になります。午前1時になって、上記のような900を超えたカロリーを美味しく全部飲んでしまったので、私の体は体内のこれらの酵素を壊すことに一心不乱になっていたはずです。
そうすると、体はエネルギーを燃やしているのに、それを補うための栄養が入ってこないため、血糖値が下がってしまうことがあります。その結果、体はカロリーの消費を相殺するためのカロリーを摂取したいと思い、非常に空腹になるのです。
そのため、一週間分の食事の準備をして冷蔵庫に入れておいたグリルチキンとブロッコリーを食べる代わりに、大きなマルゲリータピザを食べた方が、今のところずっと良い決断だと考えてしまいます。
このピザを食べるという悪い決断は、午前1時ではなく午前2時に寝るという決断につながり、その結果、ジムに行かずに午前10時に起床することになります。結果、正午までベッドから出られず、その日のワークアウトは完全に放棄し、さらにダイエットを中断したため、好きなものを食べることにしました。
先週と同じように月曜からダイエットを再開しますが、金曜の午後に友人から電話があり、ビールを飲みに行こうと誘われると、「いいじゃないか、俺は先週頑張って運動したんだから」と思い二週目。
おわりに
お酒は、多くのものを与えてくれる贈り物で、友人との時間や忘れられない思い出など、多くのものを与えてくれるように思えます。これは否定しません。
ただもしもあなたがフィットネスに力を入れているならばアルコールはあなたに大きなカロリーを届けてくれると言う事実も抑えておいてください。
運動とアルコールで一進一退のカロリーの足踏みをしていては、あなたの成果を短期的にも長期的にも見ることができなくなってしまいます。
そんな進んで戻っての社交ダンスを繰り返していると、多くの人は「なぜ自分は運動をしているのだろう」と考えてしまい、精神が衰弱してしまいます。
しかし、数週間から数ヶ月の間、ボトルを置いて、ボトルなしで何ができるかを見極めることに専念するのであれば、それがあなたの運動に長い間欠けていたピースであることに気付くかもしれません。
『そうすれば金曜日の夜に友人と楽しむことができなくなる?』
そうですかね?私は、グラスにあるただの水をアルコールだと酔った友人に言い騙して、最後は酔ったふりをしていたので友人付き合いはさほど減らしませんでした。水ならアルコールよりよっぽど健康ですから。
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